こんな上司にだけはなるな!『無能な上司』サンプルと対策

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若手社員さんの中には、近い将来、複数の部下を持ついわゆる『管理職』になる人もいらっしゃるでしょう。
社会に出て、一生懸命仕事をこなし、

「いつか会社の重責を担うサラリーマンになるんだっ!」

という熱い思いを胸に秘めている人もいると思います。

しかし肝に銘じてください。

一般社員と管理職は、まったく別の仕事です。

仕事の内容・求められる能力がガラッと変わります。
これに気づかないでヒラだった頃と同じ自分でいると、部下からも上役からも信用を得られません。
えぇ、実際、私も管理職を5年ほど勤めましたが、

なかなか気づけませんでした (;^ω^)

これから示すのは、典型的な『ダメ上司』のサンプルです。

若手社員の皆さんは、以下のような困った上司にならないよう、ご注意ください!

会議の司会進行が下手な上司

いわゆるファシリテーターとしての技術ですね。
会議を仕切れない人は、上司になるべきではありません。
これは一般社員の頃から訓練を積んでいなければなかなか身につかない能力です。
40、50のおっさんになってからでは遅いので注意しましょう。

対策としては、

一つ、部署内の小さい打ち合わせなどで意識して訓練すること。

二つ、進行の上手な先輩から技術を盗むこと。

会社や先輩社員には教育を期待できそうもない、と感じたならば、社外のセミナーなどを受講してノウハウを身に着けるのも一手です。
ただしセミナーには当たりはずれや、自分に合う/合わないなど、フィットしないこともあるので慎重に選ぶ必要があります。

ハッキリ言えるのは、ファシリテーター技術は、本を読んでも身に付きません。実践あるのみです。実際に自分の手や口を動かし、傾聴し、話題をふり、誘導し、テーマに沿って議論をまとめ上げる。

テレビのバラエティーの司会者を思い浮かべると近いかもしれません。
個人的には『ネプチューン』の名倉さんが「技術高いな!」と感じます。

考えてみれば高度な技術なんですよね。
でも頑張れば、誰でもある程度は身に付きますよ。

いつまでもプレイヤー気分の上司

部下に仕事を任せられない人、結構いますよね。実は私もこの傾向が強かったです。
このタイプは一見、仕事熱心で優秀な上司に見えます。実際、ヒラ社員だった頃はそこそこ優秀だったのでしょう。

けれど、部下を複数持ってからも同じ仕事の進め方をしている人は、管理職とは言えません。一気に『無能』の烙印を押されます。なぜなら、

部下に仕事を任せられないのは、

管理能力が無い証拠なんです。

こういう人にならないためには、実際の経営者の書いたビジネス書を読むことをお勧めします。それも一人でなく、複数の管理職経験者のノウハウを参考にするとよいでしょう。

分かりやすいおススメは、元中日ドラゴンズ監督・落合博満さんの『采配』ですね。

采配

経営というより『組織論』という感じですが、チームをうまく機能させるにトップは何をすべきか、ということがビシっと書かれています。
ビジネス書が苦手な方はとっかかりに是非読んでください。

自己顕示欲が強い上司

過去の自分の苦労話、手柄話を始終している輩は、このタイプに近いかもしれませんね。圧倒的に男の人に多いですが(笑)

ただ、自己顕示欲が無い人間はいません。
自己顕示欲が無いということは、主体性が無い、意思が弱い、ということにも繋がります。だから自己顕示欲を持つなと言っているのではありません。

「隠せ」と言っているのです。

自己顕示欲を全面に出す人間は、周囲の人を引かせます。
特に優秀な新人ほど、本能的にこういう上司を好みません。

結果どうなるのかというと、部下を白けさせてモチベーションを下げ、部署全体の作業パフォーマンスを落とします。

→ やがて部下はあなたのほうをまっすぐ向いてくれなくなります。

→ いつしかあなたの陰口を叩くようになります。

→ それを伝え聞いて、自分もその部下を嫌いになります。

見事な悪循環ですね。

こうならない防衛策ですが、自己顕示欲を隠すのは得意・不得意があります。
得意な人は誰に教わらなくともうまくできます。
不得意な人は、臨床心理士やセラピストの書いたコラム・エッセイなどを読むことをおススメします。

いばる上司はいずれ終わる

専門書や啓蒙書をいきなり読んでもなかなか頭に入りませんが、コラム程度なら楽しく学習できます。

ぶっちゃけて言えば、「自分なんかまだまだだ」という謙虚な心持ちを体得することが狙いです。

働きざかりの心理学

余裕のない上司

余裕のないオロオロした上司も困りものです。

ちょっと見苦しいし、器が小さく見えます。部下は不安になります。

そして、余裕のない上司は、よくキレます。声を荒げます。

やめて、その無駄なエネルギー見せつけるの。

大人の余裕を見せましょう。

ある程度「ああ、わかってるよ、ちゃんと見てるよ、後ろには俺がいるからな」

という雰囲気を出せるように努力をしましょう。

内心はハラハラでも、それは見せずに涼しい顔をしているのが頼もしい上司です。

さて、余裕を持つための対策ですが、こればかりは経験則ですね。日々の仕事をこなし、「慣れ」ていくしかないと思います。そしていろいろな経験をすることです。

できれば「こんなことがあった」という日誌・メモをスマホに残しておくといいでしょう。

人間、初めて目にする物事には大抵オロオロしてしまい、うまく対応できません。

当然ですよね、初めてなんだから。

しかし何度も繰り返してある程度経験を積んでいくと、いい意味で「慣れ」、全体を見渡す視点を獲得できます

部下が難題にぶち当たっても、

「前にもこのパターンあったな、こうこうああすればだいたい道筋が見えるな」

という引き出しがあればしめたものです。

さりげなく、スマートに、助言をしてあげましょう。

新しい技術/知識を取り入れない上司

これも気を付けないといけない大事なポイントです。

私は決定的にこの努力が足りていませんでした!

分かりやすいのはパソコン、モバイル系の操作技術ですね。
20代・30代の若手会社員にとってエクセルやLINEやフェイスブックの重要性は知っていて当たり前ですが、そうでない40オーバーのおじさん会社員、見たことありません?

(今はだいぶ減ったのかな・・・・)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

例えば私が新入社員だったころ、なんでもかんでも電話してくる上司がいました。
メールの使い方すら知らない人なのです。

(絶滅危惧種か・・・・?)

休日の朝、いい気持ちで寝ているところに上司から電話ですよ。
話を聞くと、休み明けに相談されてもとくに影響のない内容。

「メールでいいだろ!」

「LINEでいいだろ!」

「ていうかその話、明日でいいだろっ!!

・・・・などと心が叫びたがってしまいましたとさ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

これは極端な例ですが、最新の機器やアプリについても同じことです。探せば便利な機能を備えた技術はいくらでもあります。それも、どんどん新しいものが生まれています。

ネットでもテレビでも新聞でもいいんですけど、情報収集をこまめにして、
新しい技術は積極的に自分のものにしていきましょう
少なくともどういう技術なのか、概要を理解することぐらいはしておきましょう。

でないとうっかり浦島太郎になってしまいます。

 >>>>今の私です。 (+_+)

とくに40歳近くになると、人間、物覚えが悪くなります。
「新しいことなんか覚えたくなーい」という弱い気持ちが出てくるものです。けれど、会社で大勢の若い人と一緒に仕事をする以上、新たなテクノロジーの習得努力は必須です。

「○○君、△△△が使えないんだって?もう明日から来なくていいよ」

なんてことにならないためにも、日々アンテナを張っておきましょう。

今のあなたの持っている技術だけでも、会社がそれで良しとしているのであれば、構わないと私は思います。

ただし、キャリアの終わりが突然やってくる可能性はありますよ。
今の日本社会はテクノロジー至上主義なのです。残念ながら。

先生、イノベーションって何ですか?

まとめ

いかがでしたか?
けっこう厳しいことも書いてしまいましたが、参考になりましたでしょうか。

じゃあ翻って私自身が上記のことを完璧にできていたのかというと、えーと、70%くらいは出来ていました。あとの30%は、その当時は気づかなかったんですよねぇ・・・・当時の部下には悪いことをしたと思います。

「もう一度やり直せたら、もう少しうまくやるのに・・・・!」
という後悔も無いではありません。
自分の反省も込めて書いた次第です。

もし現在、マネジメントに悩んでいる中間管理職の方がこの記事を読んでいたら、自分を見直すきっかけにしていただければ嬉しいですね。

「耳が痛い・・・・」と感じたならば、それは自分を変えるチャンスです。

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