出世したい?したくない?「会社の上の人」への心構えを伝授

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こんにちは、バキ子です。涙が出そうです。

いやね・・・・この記事にハンパなく共感してしまって。

私が愛読しているブログ、『今日はヒトデ祭りだぞ!』のヒトデさんの記事です。

出世するためには

「上の人」に気に入られる必要がある

それって気持ち悪ィーーーーーー!! 

詳しくはヒトデさんの記事に飛んでいただければわかりますが・・・・

わかるなぁ~すごーくわかるなぁ~

お偉いさんに顔売るとか、飲み会でゴマするのって、

もう生理的に嫌ですよねぇ~

これですよ、会社組織というものの意味不明なところ、トップ3のひとつです。

なんでもっと合理的なシステムじゃないんでしょう?

今日はこの問題について自分なりの考えを述べてみたいと思います。




出世のための道は二つしかない

まあ会社なんて単純なシステムなんで、冷静に考えればわかりますよね。

1、実力(実績)を示して認められる

2、いわゆる「上の人」に気に入られる

このどちらかです。

課長クラスまでならどっちも無くても「たまたま」なれることはありますが、それ以上はこの2パターンのどちらか、あるいは両方が求められます。

簡単に分析してみます。

1の場合は「コイツ会社の役に立つ=利益になるから重要ポストに置こう」

2の場合は「コイツ俺と仲良しだな=仲間(子分)だからいいポストに置こう」

理由なんてそれだけ。

若い頃はこのシステムが意味不明でした。

1は分かるけど、2は????ですよね。

いや・・・・仕事でしょう?

いい大人が好き嫌いで判断するの?

実績・能力、それが大事なんじゃないの?

つーか、それ以外に何があるの???

って思ってました。

・・・・でも今は分かるんです、なぜこんなシステムなのか。

けっきょくね、人間なんてね、

そんなもんなんですよ!

会社の「上の人」だからって神様じゃないんです。

フツーの人間なんですよ。

自分がその「上の人」であると想像してシミュレーションしてみると、

なんか納得がいきます。想像してみましょう。

自分とあまり交流の無い人、何考えてるかよくわからないヤツ、

自分のそばに置きますか?出世させますか?

・・・・

私は嫌ですね。なんか信用できない。

だったら自分のよく知ってる友達を連れてきて大事なところ任せますね。

社長だろうが専務だろうが、同じ人間です。

知らない人間は怖いんですよ。

仲良くない人を信用できないんです。

みんな人見知りなんです。

そういう「上の人」たちが特別な人間だとは思わないほうがいいんです。

自分と大して変わらない感覚の持ち主だと思えば、諦めもつきますよ。

ついでに同情もします。

これだけははっきり言えます。

会社員の出世レースで、能力なんてあまり関係ないんです。

ほんとですよ。

経営陣は全能じゃない。ただの人間。

私もかつて「上の人」の直下で新入社員の面接や人事配置を担当していました。

だから「上の人」と接する機会も多かったのですが、

みんな普通の人です。

眼も耳も二つしかないし、手も足も2本。テレパシーがあるわけでもないし、かめはめ波もどどん波も使えません。会社人としての能力は当然高い方々ですけど、それ以外はただの人です。血の通った感情のある人間なんです。

人材発掘でもバイトの面接でも同じだと思いますが、人が人を評価する基準なんて、しょせんアナログで感覚的なものなんです。最後は「その時の気分」が左右するのです。

100%正当な評価なんて人間にはとても出来ない。

それこそロボットに任せるしかない。

だから「なんでオレの有能さに気付かないんだ、ボケ!」

とか思ったところで無駄なんです。だって気付いてないんだから。

あなたがどれだけ優秀だろうと、

「上の人」がそれに気付けなければそれまでなのです。

気付いて欲しければそうなるように「実績を見せつける」か、

こちらから「すり寄る」しかないわけですよ。

ヒトデさんも、この「すり寄る」が「気持ち悪い」とおっしゃっているんだと思います。

私もおおいに同感です。

が、会社という古いシステムでは仕方ないでしょうね。

最近はもっと洗練された会社もあるみたいですけど。

とりあえず結論

若手社員さんは、今のうちから、方向性を選ばなければいけません。

A 出世したい → 実績を上げてアピールするコース

B 出世したい → ちゃんと「すり寄る」コース

C 出世したい → 実績「すり寄る」もがんばるコース

D 出世なんてどうでもいい → 好きに生きるコース

選択の幅はそんなに多くありません。

でも少なくとも、あなたには選ぶ権利があります。

私は「すり寄る」のもひとつの技術だと思っています。

はた目にはカッコ悪いし、気持ち悪いし、プライドが邪魔して自分ではとてもできないですけど、出世のための有効なスキルであることは間違いない。

(これが「カッコ悪い」とか言ってる時点で、私は青いんでしょうね・・・・)

「すり寄る」にもいろいろなすり寄り方があるでしょうし、あまりみっともなくないすり寄り方を模索するのも面白いかもしれませんね。

出世のための心得

出世の心得として持っていたいのは、

あまり「上の人」の判断能力を期待してはいけない、ということです。

期待したところで裏切られます。

しょせん感情の動物ですから、正当な評価なんかあてにしちゃダメなんです。

そういう諦観をあらかじめ持って、それでも上を目指したいならプライド捨てて好かれるようにがんばればいいんじゃないですか!

私は途中で挫折しましたが (*^_^*)

最後に:ヒトデさんのブログのススメ

余談ですが、

ヒトデさんのブログは大好きでよく拝見しています。

お腹が痛くなるほど笑えます。ツボなんですね。

おかげ様で私の腹筋はガッチガチです。

書く記事が毎回、全部面白いという稀有なブロガーさんですが、

私は会社員の立場からの愚痴っぽい叫びが特に好きです。

すんごい共感できるんですね。

ヒトデさん、会社辞めないでね!

もっと、もっとちょうだいね!

みんな、仕事やバイトで辛い目にあったときはヒトデさんのブログ読みましょう。

癒されますよ。