【クリぼっちにおすすめ】厳選!クリスマスに読みたい『わくわくミステリー小説』ランキング ベスト5

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こんにちは、ひとりクリスマスを応援する三十路ブロガー、バキ子@bakikomanです。

以前、ひとりクリスマスを乗り切るなら夜通し本に集中するといいよ、

と書きましたが、今回はさらにジャンルを絞って紹介したいと思います。

題して

「クリスマスに読みたい『ミステリー小説』ベスト5」!

です!

でも「クリスマス・イブになんでミステリー?」という疑問があると思います。

なんででしょうね?

でも以前から、クリスマス時期にはドキドキワクワクするミステリー小説を読むのが好きでしたね。本屋さんでもクリスマスフェアとかでセレクトしているのを見かけます。一般的にも需要はあるんだと思います。

うーん・・・・(゜-゜)

あんまり言いたくなけどこういうことかしら。

・自分より不幸な人がいっぱい出てくるから(死人も含む)

・クリスマスに対する興奮が、不気味な事件への興奮にすり替わるから

・主人公の危機的状況が自分とかぶるから

・そうそうバッドエンドにはならないから(事件は大抵、解決する)

でも雪の山荘に閉じ込められる系のいわゆるクローズドサークルものなんか、雰囲気的にクリスマスに合いますよ。序盤は幸せそうにパーティーなんかしちゃって、きゃっきゃうふふなやつらが突然どん底の殺人事件に巻き込まれちゃうわけです。

(;゚Д゚)  あじゃぱー!

・・・・へっへっへ。やれやれ!やっちゃえ! (#`▽´)/

(ああっなんて黒い子なのバキ子!)

たぶん、ミステリー小説の独特の緊張感とダークさがクリスマスとマッチしているのではないかと推察します。クリスマスって、ちょっとしたスリルが欲しくなりませんか?イブにホラー映画やホラーゲームをやりたくなるのも同じ理由だと思います。

というわけで

スリリングで知的なクリスマスにもってこいのミステリを選んでみたよ!

BEST5をカウントダウンっ!!

第5位 『ネバーランド』恩田 陸

あらすじ

舞台は伝統ある男子校の寮「松籟館」。

冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。

そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起こる事件。

日を追うごとに深まる「謎」。

やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。

驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

もはや説明不要の人気作家、恩田陸の「少年もの」の傑作ミステリー。

クリスマスから年始にかけてのごく短い期間のお話ですが、非常によくまとまっています。

設定もストーリーもシンプルなので普段本を読まない人にもおすすめです。

とにかく恩田陸は読みやすい! 無駄のない筆さばきが私は大好きです。

このお話はですね、

なんと言っても女性に読んでほしいです!

ちょっと少女漫画っぽい設定と雰囲気があって、入りやすいと思います。
なにしろ男子寮が舞台っていうのがたまりませんね。勝手に妄想がふくらみます。

萩尾望都の「トーマの心臓」とか那須雪絵の「ここはグリーン・ウッド」なんか好きな人は合うかもしれません。

男の人も読んでもいいけど、この美しい世界観、わかるかな?

読んだことのある方も、クリスマスの時期にぜひ再読ください!
男子同士のさわやかな友情に、ときめきとコーフンが止まらないですよ。

 第4位 『大鴉の啼く冬』アン・クリーブス

あらすじ

新年を迎えたシェトランド島。

孤独な老人を夜に訪れた黒髪の少女は、四日後の朝、雪原で死んでいた。

真っ赤なマフラーで首を絞められて。

顔見知りばかりの小さな町で、誰が、なぜ彼女を殺したのか。

ペレス警部の捜査で浮かびあがる、

八年前の少女失踪事件との奇妙な共通項とは?

現代英国本格派の旗手が緻密な伏線と大胆なトリックで読者に挑戦する、

CWA最優秀長篇賞受賞作。

アン・クリーブスのいわゆる「シェトランド島シリーズ」第一弾で、イギリスで最も権威ある文学賞のひとつである英国推理作家協会賞最優秀賞に選ばれた作品。

たまたま本屋で見つけて、完全なジャケ買いでしたが「当たり」でした!
私はこれでアン・クリーブスにハマりましたね。

なんといってもシェトランド島の風景、そこに住む人々の素朴な生活、自然描写が丁寧に描かれていて素晴らしいです。

謎解きも大いに楽しめます。伏線の貼りかたやトリックも、シンプルですが鮮やかで読みごたえあります。そして読み終えると、不思議と深い感動があります。

全体の完成度が高く、構成にとても神経を使ったんだろうな、という印象も受けました。

イギリスのシェトランド諸島は日本ではあまり馴染みのない場所で、私も存在を知りませんでした。いったいどこだよ?と調べたらイギリス本土からさらに海を隔てた北の果て!

寒いわけです(笑) 

でも観光地としてすごく人気のあるところのようですね。

こんな寂しく美しい島で、少女の死体が発見される・・・・田舎町は大騒ぎ。

惨いですが、物語の始まる予感タップリです!

シェトランド島シリーズは春・夏・秋・冬とそれぞれ季節ごとに作品が発表されていますので、気に入ったら他の季節の作品もぜひ。

 第3位 『さよなら妖精』米沢穂信

 あらすじ

「哲学的意味がありますか?」

一九九一年四月。

雨宿りをする一人の少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。

遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。

彼女と過ごす、謎に満ちた日常。

そして彼女が帰国したとき、おれたちの最大の謎解きが始まる。

覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、

『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。

謎を解く鍵は記憶の中に――。

忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。

著者の出世作となった清新なボーイ・ミーツ・ガール・ミステリ。

 これほんと、

タイトルが秀逸でたまらないですね。

 読み終えるとさらにタイトルの意味を思って胸がいっぱいになります。

 とにかく切なくてキュンキュンするお話です。

いわゆる「事件」が起こるわけではなく、「日常の謎」系のミステリーですが、その謎の出し方、構造も斬新で面白いです。
好きな部分はいっぱいあるのですが、特にヒロインの少女・マーヤが可愛くてたまらないのと、主人公の守屋君がマーヤに惹かれていく過程が、もうね・・・・

(≧∇≦)

でも単なるキュンキュンボーイミーツガールではなくて、かなり深刻で巨大な暴力が物語に影を落としていきます。その落差が、もうね・・・・ほんとに・・・・

(;O;)

舞台となる時代背景が1991年、と具体的であることにも重要な意味があります。東側国家とイデオロギーの崩壊、それに翻弄された人々の切なる願いが作中に見え隠れします。

日本の片田舎で始まった小さな出会いが、少年・守屋の世界を広げ、成長させていく・・・・その様が愛おしいし、大人になるという痛みが切ない。

失礼ながら、最近の青春ミステリー小説のブームは、いまいちこの作品が持つ「切なさ」を越えらていない感じがします。この路線では金字塔的な作品ではないかと。

個人的に米沢穂信の作品の中では一番好きです。

第2位 『卒業』東野圭吾

あらすじ

大学4年の秋。

就職、恋愛に楽しく忙しい仲よし7人組・その中の一人、祥子がアパートの自室で死んだ。部屋は密室。自殺か、他殺か!?

残された赤い日記帳を手掛りに、死の謎を追及する友人たち。

だが、第二の全く異常な事件が起って…。

錯綜する謎に挑戦する、心やさしき大学生・加賀恭一郎

卓抜な着想と緊密な構成で、現代学生のフィーリングを見事に描いた、

長篇ミステリーの傑作。

東野圭吾は好きでよく読んでますが、どちらかというと初期の作品のほうが好きです。熱心に読んでいたのが高校生の頃で、学校の図書館でタダで読めたのが初期作品ばっかりだったせいなんですが・・・・

「卒業」はデビュー2作めで、ごく初期の傑作です。
1986年発表の作品なので作中の「大学生」の生活や遊びが古く感じますが、

読みやすさとセリフの上手さは抜群です。

トリックもちょっと無理がある部分はありますが、ギミックが凝っていて面白かったです。
「雪月花之式」のロジックがわかりづらい、という意見もたまに耳にしますけど、私は逆に丁寧な解説もついていて納得しながら読めました。

最後に主人公が謎解きを披露するシーンが、理路整然として抑制が利いていてカッコいい。

個人的にツボだったです。

これ、忘れてたんですけど「加賀恭一郎シリーズ」の一作目なんですね。仲の良かった友人の殺人事件の調査、それが加賀恭一郎が探偵役としての素質を開花させたという悲しい構図になっています。

当時はシリーズという認識は作者にも読者にも無かったし、私も「加賀」という人がよく出てくるな、ぐらいにしか思っていませんでした。

 現在の加賀刑事の人気ぶりを考えると感慨深いものがあります。

第1位 『検屍官』パトリシア・コーンウェル

あらすじ

襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。

バージニア州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、

全市が震え上がっていた。

犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。

最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が――。

MWA処女作大賞受賞の傑作長編。

1992年週刊文春ミステリーベスト10(海外部門)第1位。

90年代に一世を風靡した「ケイ・スカーペッタシリーズ」の第一弾で、海外ミステリーファンにはお馴染みかと思います。

でも今読んでもめっちゃ面白いです。ぜんぜん古びない。

町を恐怖のどん底に陥れた連続殺人鬼。犯人を追い詰めようと捜査を進める警察と、それに協力する主人公・検屍官ケイの活躍が描かれる本作。

事件そのものも死体の描写力もリアル感満載です。スプラッタ。
特に死体の検屍シーンは、相当ショッキングで「キャー」ってなります。
猟奇殺人っぽいミステリーが好きな人にもおすすめです。

 事件と並行して、ケイが所属する司法組織や警察組織の権力闘争なども絡んで、ケイのため息と激務は増すばかり。後半はそうとう面白い展開が待っています。

展開が早く映画を観ているようです。サスペンス映画を観てる感覚に近いです。

ミステリー(謎解き)と言うにはいささか物足りない部分もありますが、犯罪処理を生業とする人々の描写がたまらなく面白いし、展開がスリリング。

読んでる時の心拍数の高さは保証します。

だたし、面白くて眠れなくなる危険もあるので要注意。

ケイをはじめとする主要人物が魅力的で、私はそこが好きでこのシリーズはほとんど読みました。みんな癖のある人物ばかりで、アル中だったり愚痴っぽかったりすぐに怒鳴るしコミュ障だし、欠点もいっぱいあるんだけど、リアリティがあって親近感が持てます。

主人公のケイは中年過ぎのおばさんですが、おしゃれで妙な色気があって、カッコいい大人の女。彼女のちょっとシニカルな面と、潔癖で心優しい面が交互に除く独白が楽しいです。

私のお気に入りはなんといってもケイの相棒、マリーノ警部ですね。しみったれた、太鼓腹の中年おじさん刑事なんだけど、人情があって渋くていいんスよ!

最後に

というわけで、取っつきやすさを重視して有名作を中心にセレクトしてみました。

クリスマスを乗り切るためですから、物語世界に入り込みやすいかどうかは大事ですもんね。

未読の方はひとりのクリスマス・イブに是非ハマってください!

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