ロックバンド『amazarashi』の歌詞とボーカルが心に刺さる3つの理由

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こんにちは、バキ子@bakikomanです。

最近、ロックバンドamazarashi

にハマったので記事にします。

久々に面白い音楽作る人たちがメジャーに出てきたな、と思ったので。

オフィシャルホームページからの引用。

amazarashi profile
 
 青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンド。
日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところから名づけられたこのバンドは、
「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持ち、前編スクリーンをステージ前に
張ったままタイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開する。3DCGアニメーションを使ったMVは
文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞するなど国内外で高く評価されている。
また、リリースされるCDには楽曲と同タイトルの詩が付属されている。

今の時代に刺さる「等身大」の歌詞世界

amazarashi(アマザラシ)で最初に目についたのは歌詞です。

詩です。

歌詞カードを開いたら、圧力がすぐに伝わってくる。

もう圧倒的な言葉の洪水。センス。渇き。

歌詞見ただけで「ああ、こりゃ本物だわ・・・・」って思いました。

たとえばこんな歌詞。

名も無き僕 名も無き君 何物にもなれない僕たちが

ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ

それを 出会いと呼ぶには つかの間過ぎたのだが

名前を付けてくれないか こんな傷だらけの生き方に

<ナモナキヒト>より

満たされた時代に生まれた と大人は僕らを揶揄した

どこに安寧があるのだと 気付いた時にはもう遅かった

不安な煙が立ち昇り あれはなんだと騒ぎ立てた

奴から順に消えて行った 今じゃ町ごと墓場だ

<ラブソング>より

すごいよ、圧が。そしてすごく共感できる。

時代の閉塞感、息苦しさ、そういうものが過不足なく表現されています。

自分の生活からにじみ出た思い、足元から湧き上がる等身大の言葉・・・・

そんなふうに感じちゃいますね。

青森在住のバンド、というのもたぶん無関係じゃないですね。

 この歌詞世界は風土的影響も絶対あるはず。

 寺山修司や太宰治など、

青森には独特な陰影を持った作家が生まれやすい文化があるんでしょうか?

私も東北各地を転々としていた時期があるので、

この国の末端の廃れ具合はさんざん見てきています。

もう見慣れ過ぎてデフォルトになっちゃってますが、

最初は「この国はどうなるんだろう」って将来が不安になりました。

そういう空気を感じて10年、なんだかモヤモヤしていた気持ちを、

amazarashiがズバッと言ってくれた気分です。

これはね、大都会で暮らしている人には絶対に出てこない焦燥感ですね。

「もう一度強い経済を」とか言う前に俺たちの現実を見ろよ、

と言っているようで痛快です。

( ^ω^)

メロディとサウンドがフレンドリーで聴きやすい

また、サウンドがかっこいいから耳も引き付けられます。

ギターとキーボードがわれ先にと絡み具合が気持ちいい。

駆け抜けるようなリズムがまた疾走感がありますねぇ。

メロディーは意外とポップで、ユーザーフレンドリー。

聴いてて心地よい楽曲に乗せてなかなかエグイ歌詞を歌っているので新鮮にきこえるんでしょうか?

秋田ひろむさんのボーカルは予想に反して美声で、ちょっと意外でしたwww

歌詞の魅力は「絶望と希望の綱引き」

アマザラシの歌詞には絶望と希望が入り乱れています。

飢餓感、絶望、哀しみ、貧困、そういったものをベースに歌っているのに、必ず希望も織り込んであります。

苦しそうな歌詞で装飾しているんだけれど、わりとキャッチーで即物的な「幸せ」を求めているところがすごく好印象なんですね。

だって人間てそういうもんでしょ?

どんなにかっこよくスタイリッシュに着飾って、

訳知り顔で世相を語っても、

家に帰れば飼い猫のミーちゃんとゴロゴロにゃんにゃんしてだらしない顔でビール飲んでぷはーってするじゃないですか。

人間かっこつけてばっかりいられませんよね。

つまりなんていうか、両方持ってるって感じ。

とても高潔な思想と、生活にまみれた俗な自分とを同時に一つの歌に練りこんであって、

そのバランスが面白いし感動するんですね。

聖と俗って、どっちかだけだと嘘くさいんですよね、歌詞が。

ビューティとダーティがごちゃ混ぜになってる様がすごく心地いいし、

信頼できる。

あ、この人、生きてるな!叫んでるな!って感じますね。

是非ライブに行ってみたいなぁ。

まとめ

amazarashiの曲が心に刺さる3つの理由。それは、

1、自己のリアルに根差した歌詞が結果的に時代を写した

2、楽曲がスタイリッシュでカッコいいので間口が広い

3、清濁あわせ飲む圧倒的な詩の力

 あまり類似するアーティストが見つからない、個性的なユニットですね。

ちょっと雰囲気が似てるな、と思ったのは、

初期の尾崎豊とロックバンド『エレファント・カシマシ』かなぁ。

飾らない歌詞という点では竹原ピストルとも共通点を感じます。

ダサかろうがなんだろうがカンケーねぇよ、いいから聴け!

という純粋で力強いパワー。

そして辛辣で、時に優しい詩の世界。

話題になっているPVの映像やCDジャケットの絵も味わい深くて

すごくカッコいいんですが、長くなったので今回は触れないでおきます。

というわけで、好きだな、『amazarashi』。応援しよう。

これからCD買いに行きます。

「僕らは愛を買わなくちゃ!」

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