村上春樹ファンの私が『騎士団長殺し』を読まない3つの理由

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こんにちは、バキ子@bakikomanです。

村上春樹の新作長編騎士団長殺しが出ましたね。面白そうですね!

買って読んだ人は幸せそうですねぇー・・・

はい、私も村上春樹ファンですが、

まだ読んでません。

騎士団長殺しか・・・・

急にファンタジックな雰囲気出てますね。

村上春樹にしては意外性のあるタイトルで、かなり惹かれています。

このヌートンさんの記事を読んで、私も勝手にストーリーを妄想して楽しんでいます。

腹を抱えて笑いました (^0^)

妄想し甲斐のあるタイトルですもんねww

・・・・

いや、読みたいよ?読みたいけどね?

まだ読みません。

読まないよ。しばらくは。

ええ、読まないったら読まない。

「どうして?好きなんでしょ?本屋さんに走っていって買えばいいじゃん」

とおっしゃりたいんでしょう?

答えはNOだ!

今回はその理由を端的に語りましょう。

『騎士団長殺し』を私が読まない3つの理由です!




『騎士団長殺し』を読まない理由 その1

簡潔に言いましょう。

高いから。

だよ!

1部、2部が同時発売で、一冊約2,000円。

どうせ続きが読みたくなるに決まってるんだから、

合計4,000円

・・・・

たけーよ新潮社。

もうちょっと負けてよ。

ノルウェイの森』なんて最初はハードカバーで一冊1,000円だったじゃないか。

上下巻で2,000円。その程度にしておくれよ・・・・

無理か。時代が違うか。

出版社さんも本屋さんも稼ぎ時だもんね・・・・

でも

もうね

ひとつの小説にそんなにお金出せないわ!!

ていうかもう既に先々、読みたい本とか漫画とか決めててそっちにお金使うからさ。

悪いけど村上さんの本は後回しですね!

ごめんね!

『騎士団長殺し』を読まない理由 その2

村上春樹の作品は、旬とか関係無いから。

そう、これもありますね。

もっとカッコつけて言えば、時代性を超越した人間の普遍的な内奥をテーマにしていることが多いのです。もともと文学ってそう簡単に時代に左右されるようじゃダメだと思うんですよね。

数年たって評価が落ちていくものなんて、大した作品じゃないですよ、たぶん。

つまり、村上春樹は世間的なはやりすたりを描く作家さんじゃないので、すぐ読もうが後で読もうが関係ない、と私は思っているんです。今すぐ読んでも10年後に読んでも、私が読者として受けとるものはそう変わらないと思うんですよね。

だから、焦って読む必要ナシ!

数年後にはきっと文庫が出るでしょうから、そのときまでじっと待とうかなと。

・・・・負け惜しみじゃないよ!?

『騎士団長殺し』を読まない理由 その3

どっぷり読書に漬かる時間が無いから。

「いや、主婦なんでしょ?時間あるだろお前!」

という方は私がいかに村上春樹を好きか理解していないようですね。

私が村上春樹の長編を読みだしたら、

家事なんかやってられませんよ。

ほんとにどっぷり漬かって物語にのめり込むので、余計な雑事に気が回らなくなるのです。

冗談じゃなく、本当にそうなんですよ。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年はそれほど長くなかったので2日くらいでさーっと読めましたけど

『騎士団長』はそうもいかなそうです。4,5日は読み耽りたいですね。

難解な部分もありそうなのでじっくり読みたい。

1Q84の時は、読んでる最中ずっとフワフワしててヤバかったな・・・・

(;^ω^)

なので、読む前の準備がいろいろ必要になってくるのです。

夫の世話もなるべくしなくていい環境に整えなければいけません。

その時期を見計らうのも大事になってきます。

どこにも出かけないGWやシルバーウィークあたりがいいかな・・・

春樹さんの長編を読むのは神聖な儀式のようなもの

以上、そういうわけで私は新作騎士団長殺しを読んでいないのです。

けしてケチっているわけではありません。

ちょっとキモいかもしれませんが、私にとって村上春樹の長編を読むのはある種の儀式のようなものです。

その準備は入念に進めなければなりませんし、新作が出たからといってそう易々と飛びつくわけにはいかないのです。こちらも気持ちを作って呼吸を整えておかなければ。

でないと身が持ちません。

・・・・

ほ、ほんとだよ?

準備できてないから、まだ読む気ないからね?

・・・・

・・・・

ま、まあ、誰かタダでくれるっていうんなら?

貰ってあげないでもないですけど?