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男はお洒落な手料理など微塵も求めていないという事実

ふう・・・・

ええ、まあ、なんとなく分かってましたけどね・・・・

いやね。

私も女なんで、マダムの端くれなんで、おしゃれな料理作りたいじゃないですか。

いつもってわけにはいきませんけど、たまにはこういうのとか

おしゃれキッシュ

こういうのとかね。

おしゃれアクアパッツァ

いいなぁ、美味しそうだしお洒落だし、こんなの家庭で作れたらカッコいいなぁ、なんて独身時代は憧れておりました。主婦として達成感ありそうだし、旦那様もさぞかし喜ぶだろうと。

さて、いざ結婚してからは、憧れの洋風なお洒落料理をいくつか実際に作ってみました。それまで料理というのはあんまり得意ではなかったのですが、結婚を機に一念発起してしばらく頑張ってみたのです!

料理ってやってみると意外と楽しくて、クックパッドやら楽天レシピやらを参考に、いろいろな料理にチャレンジしました。

おしゃれポトフ

ところがです。

夫の反応が、その日のメニューによって違うことに気が付きました。

夫は感情表現が豊かというか、オーバーリアクションというか、すぐに思っていることが顔に出ます。口にも出します。

おいしいときは「おいしい!うまい!」と素直に言うし、

イマイチなときは「・・・・おいしいよ」と気を使って言ってくれます。

うん、優しいね。気持ちは嬉しいんだけど・・・・

バレてるからね?

そうなんです。イマイチだったときの夫は分かりやすい。根が正直なんですね。

そのほうがこっちも察知できるから助かるんだけど(;^ω^)

それで、イマイチだったときの夕飯をピックアップしてみると、

ある傾向が見えてきたのです!

私の分析好きな気質が真実をあぶりだしてしまいました・・・・




男はお洒落な洋食はあまり望んでいない

夫が食べていてあまりノッていなかった料理を並べて見ました。

・ポトフ

・チーズフォンデュ

・トマト鍋

・オムライス

・鶏肉のバターソテー

・シチュー

ご覧になって分かる通り、ほぼカタカナ系の洋食です。

・・・・

・・・・

・・・・

分っかりやすいわね!

こうなってくると、もうなんか可愛いです。

あ、そうか、洋食あんまり・・・・なのね?

夫のテンションが高かった夕食

逆に夫の評判の良かった(テンションが高かった)料理はだいたいこんな感じ。

・ちゃんこ鍋

・魚の干物

・中華風肉野菜炒め

・ハンバーグ

・鶏のから揚げのネギソース和え

ガッツリ和食系、もしくはアジア系の料理。

ああ、なるほど・・・・稲作文化圏ですね!

でもご飯に合うなら洋食もアリだと。うーん、難しいなぁ。

私には線引きが分からない。今度夫に聞いてみよう。

男はとにかくご飯に合うおかずを求めている

語弊があることは承知しています。

もちろん、洋食好きな方もたくさんいらっしゃるでしょう。

たぶん鵠沼海岸や鎌倉あたりにはそういうお洒落な男性もいるのかも知れません。

(勝手なイメージですが)

しかし少なくとも、東北で暮らしている私の周辺の男性を思い浮かべてみると、圧倒的にこの傾向の人が多いことに気がつきました。

ご飯第一主義。

要するに、まずなにより、ご飯が食べられるおかずが欲しいってことなんですね、男の人は。

そういえば実家の父も、一人でコッソリ

ふりかけご飯食べてましたね・・・・

いっぽう私の母はハイカラさんで、洋食大好き。

ご飯に合うおかず、なんて高度な概念が無かったでしょうから。

私の実家は父以外は女ばかりで、あまりご飯にこだわる意識が無かったんですよね。パン食が多かったし。だからぜんぜん気が付きませんでした。そうか、ご飯のおかずが欲しいんですね。

よく巷ではウワサを聞いてはいたのですが、本当だったんですね・・・・

ご飯第一主義。

都市伝説かと思ってました。

まとめ

というわけで、

無理に「お洒落な洋風料理」にチャレンジするのはやめることにしました!

どうせなら喜んでもらいたいし、

ご飯が食べづらいと夫が可哀そうに思えてきたので。

でも見た目にも華やかなの、時には作りたいなぁ。

夫 :いや、別に洋食嫌いじゃないよ?

   ご飯が食べにくいってだけで、美味しいんだよ?

   (; ’∀’) アセ

必死か。

なので、

お洒落料理を出すときは、別途「ご飯のおかず」を一品設けることにします。

タラコとかキムチとか、そういうのがあればいいみたいです、うちの人は。

ふうん、結婚って異文化交流みたいで面白いもんですねー。

ひとつ学んだバキ子でした。

それにしても・・・・

今思うと、父がふりかけご飯を食べていた姿がなんか痛ましいです。

(;^ω^)

バキ子: 30代主婦です。サラリーマンの夫と二人暮らしです。 長所は夫も認める「鉄のメンタル」。短所は物忘れ。 特技は睡眠。趣味は読書、ドライブ、ポタリング、相撲観戦。 内情はかなりブラックなエンタメ系企業で約12年勤務し、その後、寿退社。 現在はネットで仕事をしながら子育てをがんばっています。 プレッシャーのきつい仕事から解放され、人生を謳歌中です。 夫よありがとう。