こんにちは、バキ子@bakikomanです。
すげー面白い漫画発見！
これは男女問わず、恋愛マンガ好きにおススメですね。
できれば２０代を超えた人のほうが共感は強いんじゃないでしょうか。
片思いをこじらせた経験のある人はぜひ読みましょう！
米代恭 作
「あげくの果てのカノン 」
です！
初恋×ストーカー×不倫×ＳＦ＝大恋愛の予感！？
パッと見、どういう系の漫画かわからないですが、「メンヘラ女子が主役の恋愛マンガ」と言ってしまっていいと思います。でもちょっと待って！それだけじゃ済まないのがこのマンガの魅力！
アマゾンの紹介文は以下の通り。
高月（こうづき）カノン、23歳。
高校時代からストーカー的に想いを寄せる境（さかい）先輩と、
アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。
でも、いけない。
先輩は世界の英雄で、そして奥さんのものだから。
SF×不倫の異色の恋愛を描くのは、弱冠24歳の俊英。
ストーカー気質メンヘラ女子の痛すぎる恋に、共感の嵐です！
作品を構成するキーワードを拾い上げると面白いんですが、
初恋、ストーカー、不倫、狂気、ＳＦ、戦争、といった具合。
これって一瞬、高橋しんの「最終兵器彼女
」のようなセカイ系的な雰囲気がありそうに思えますよね。ところがこれはそういうんでもない。純粋な恋愛マンガの線をギリギリ守っている感じです。主人公はあくまで普通の（多少メンヘラの）女の子なんですね。
世界設定は、実はかなりハードで深刻です。
エイリアンが襲来して滅亡のピンチに立たされている世界と日本、さらに愛しの先輩は防衛軍の英雄であり、人類最強の盾となっています。
このあたりの緊張感も、ストーリーを盛り上げる絶妙な装飾になっていますね！
じゃあのんきに愛だ恋だ言ってる場合じゃないでしょ、と思われそうですが、そんな時だからこそ女は真っすぐ深く恋をするんです！
と、いうか、主人公「カノンちゃん」にとってはもっとシンプルで、
「そんなのどうでもいいから先輩が好き♡」
ということになりそうです。女は強い。これってぐうの音も出ないですよねｗｗ
恋する乙女というものは私も含めてみーんな頭イカれてるんですよ。
誰にでも覚えのある恋のドキドキが詰まっている
奇抜なＳＦ的世界観がまず気になるわけですが、ストーリー自体はごくスタンダードなメンヘラ女子の恋愛模様なので、ぜんぜん難しくは感じないです。
ストーカー気質と言ってますが、このストーカー主人公「カノンちゃん」がめっさ可愛いわけです。８年間もずっと大好きな「境先輩」を一途に変態的に思い続けていてかなりキショいんですけど
気持ちすっごいわかるぜっ！
って思っちゃうんですよね。
ズレててキショい。でも愛しい主人公です。
「境先輩」の雑誌の切り抜きを集めてアルバム作ったり、声を録音して編集したり、そんなにまで好きなクセに道で会っても気づかない振りをしたり、・・・・
ああああああああ！！
覚えがありすぎる！
痛いよ胸が！
カノンちゃんほど変態的ではないにしても、恋する女子というものは誰だって多少、頭がイカれているんですよ。みんな多かれ少なかれ変態です。ええ間違いないですよ？
だからモノスゴイ共感してしまうんですね。
昔の自分を見ているようで
あイタタタ・・・・
わちゃー・・・・
って目を覆いたくなるシーン多数。
((;^ω^)
でもつい読んでしまいます。
まさかの「愛しの先輩」の変容ぶり
一巻の後半から、まさかの展開が待っています。
私のおススメポイントはここ！
「境先輩」は防衛軍の優秀な軍人で、英雄。
日々エイリアンとの戦いに明け暮れ、たまにカノンのいる地上世界に帰ってきます。
しかし、戦いの中で傷んだ体は、特殊な医療技術によってあちこち取り換えられ、その影響で性格や趣味趣向も変わり、以前会った時と、先輩の雰囲気が徐々に変わっていることにカノンは気づきはじめます。これもストーカー気質のカノンだからいち早く気が付いたんでしょうねｗｗ
この先輩のアイデンティティが、話が進むにつれてどんどん崩壊していくわけです。
好きだった人が、変容していく姿を目の当たりにするカノン。
先輩は今も本当に、私が好きになった「あの先輩」なの・・・・？
果たしてカノンは、変わりゆく先輩を好きでい続けることができるのか！？
カノンの苦しい恋は成就するのか！？
今のところ、このあたりが注目のポイントになっていきそうです。
崩壊しかけた世界の痛い恋模様がアツい
まだまだ意外な展開が待ち受けていそうな気配もあります。
終わってしまいそうな世界でのミクロで痛い恋がキュンとさせてくれます。
こういうの好きなんだよなぁ、あたし。
(;^ω^)
絵もいいし、続きが気になって仕方がないイチオシ漫画です。
ぐいぐい引き込まれるのでぜひ読んでみてください！
追記：ついに５巻完結！
ラストびびる！震えた！
徹夜でイッキ読みはたぶん至福の味なので、こちらからどうぞ！
(≧◇≦)