日本の仮想通貨取引所(Zaif)から大手海外取引所・Binanceへ仮想通貨を送金する手順を紹介します。
Binanceは日本円を直接入金することができないので、ビットコインやイーサリアム(主要通貨)を別の場所から送金しないと取引が出来ないんですよね。日本ではこれでお困りの方もけっこうおられるのではないかと思います。(そのうち日本円使えるようになるのかな・・・・)
手順自体は難しくないのですが、仮想通貨業界はまだ開発中の技術が多いのでネットにも細かい操作方法があまり掲載されていないんですよね。解説してくれているサイトもあるんですが、「もうちょっとわかりやすく説明してよ!」と言いたくなることがよくあります。
結局、私も最初は手探りでの送金でした・・・・
((+_+))
そこでITの知識に乏しい主婦バキ子が、シロウト目線でなるべく順を追って丁寧に解説していきます。ポイントさえ押さえれば誰にでもできますので参考にどうぞ。
目次
仮想通貨の送金のための予備知識
仮想通貨の送金自体はまったく知識が無くても可能ですが、理屈が分からないと不安ですよね。そこで最低限、このくらいは理解しておこう!と私が思うことを載せておきます。
「ウォレット」とはなにか?
仮想通貨の送金・移動というのは、
つまりウォレットからウォレットへの移動になります。
ウォレットというのは仮想通貨を入れておく「お財布」のことですね。
お金を受ける側(受信側)がウォレットの入金アドレスを提示し、お金を送る側(送信側)がそのアドレスを教えてもらい、ネット上で相手のウォレットに送金をする、という流れです。
もちろん全部、電子決済です。
PC、スマホ、タブレットがあれば簡単にできます。
ただし取引所のウォレットから出金する際には
少額ですが手数料が引かれますのでご注意ください。
入金アドレスとはなにか?
入金アドレスとは何かというと、
「ここにお金送ってくださいね!」
というウォレットの住所のことです。
仮想通貨はそこに目がけて入金されます。
取引所のアカウントごと・通貨の種類ごとに
別々のアドレスがあると考えればいいと思います。
例えばあなたが同じ取引所にビットコインとイーサリアムの2種類のコインを保有しているとすると、あなたは「ビットコインが入っているお財布(ウォレット)」と「イーサリアムが入っているお財布(ウォレット)」の2つを持っていることになります。
あなたが取引所で仮想通貨を購入すると、自動的にその取引所内にあなたのウォレットとアドレスが作成されます。購入した通貨はその中に入っている、というイメージですね。
目には見えないんですけど、そういうことなんです。
2つの取引所間で仮想通貨を行き来させるには、受信側が自分の「入金アドレス」を送信側に教えることで可能になります。
で、送信側からすると、この「入金アドレス」は「出金アドレス」という言葉になります。
これからその住所に向けて出金→送金するからです。
同じものなのですが、受信側と送信側で言葉のニュアンスが変わるということです。
ちょっと分かりにくいですが、そういうもんだと飲み込みましょう。
実際の仮想通貨の送金画面
それでは例として、日本の取引所・ZaifからBinance側への入金を試みます。
具体的には、イーサリアム(ETH)を少額出金→入金してみますね。
1.入金アドレスの取得
まずはBinance側の入金受け入れの準備を行います。
と言っても入金アドレスをゲット・コピペするだけですが。
Binanceのトップ画面から、
資産 → 預金の引き出し
へ入ります。
この「預金の引き出し」って日本語が少し変なんですけどね。
正確に言うと「預金・引き出し」(つまり両方できる画面)だと思うんですが、まあ海外の取引所なんで日本語訳が荒いのはしょうがない。
シンプルに「入金・出金」でいいと思うんですが・・・・
預金一覧の画面になったら、
イーサリアム(ETH)の項目の右の方「預金」をクリック。
すると「入金アドレス」が出てきます。
この「入金アドレス」をコピー。
ちなみにアドレスのすぐ右にコピーを自動でしてくれるボタンがあるので、それを押せばOK。
2.出金する側の取引所にアドレスを入力
次に仮想通貨をBinanceに送る側の取引所を操作します。
取引所・Zaifの場合:
Zaifの場合はログインしたら「取引」→「入出金」へ。
図のような画面になったら
イーサリアムのアイコンを探してクリック
→ちょっと下の「出金」をクリック
ではいよいよ送金です。
「出金アドレス」というところにBinanceでコピーしたアドレスを張り付けます。
一瞬アレ?と思うかもしれませんが、Binance側からすれば「入金アドレス」ですが、Zaif側からすれば「出金アドレス」ということになります。同じものです。
さらに出金したいイーサリアムの数量を「出金金額」に入力。
この時は0.5ETH送るつもりだったのですが、送金手数料が0.01ETHかかるのを考慮していませんでした💦
なので予定の0.5ETHから0.01ETHを引いた額、0.49ETHと入力。
通貨の送金手数料は種類によっても変わるし、価値の上下でも変わります。
Zaifの場合、日本円にすると500円~1,000円というところでしょうか。
このあたりがちょっと面倒くさい・・・・
まだ手動というかアナログ感がありますね。
もう少し分かりやすく一律に改善して欲しいところです。
あとは2段階認証を素早く入力して、送信を押せば終了です。
送金までの時間はまちまちだけど、早い!
するとほら!
Binance側のイーサリアムのウォレットに0.49ETHが送金されてきました!
このときの送金されるまでの時間は約5分ほど。
早い・・・・
ただ、この送金スピードもまた、コインの種類によって違います。
先日ビットコインでも試したんですが、1時間以上はかかっていました。
このあたりもゆくゆくは改善されていくんでしょうけど。
以上、取引所同士での仮想通貨の送金➡入金の手順でした。
慣れると簡単なので2,3回練習してみるといいかもしれません。
(手数料かかるけど・・・・)
それではBinanceでETHを使って別のコイン買いまくりましょう!
現在私もいろいろ草コイン集めて遊んでいます。青田買いは宝探しみたいでワクワクしますよ。中国の通貨、伸びそうですねー!!
(*^▽^*)
仮想通貨の送金を体験してみた感想
この取引所間の送金を体験してみると、仮想通貨というものの技術の凄さの一旦を垣間見ることができますね。送金スピードの速さ・ユーザー側の手軽さについてははまさに革命的。
今まで、ここまで気軽に貨幣(リアルではないけど)を行ったり来たりする技術って無かったですよね。この場合は取引所間の移動ですが、これが個人間でやれるようになったらぶっちゃけリアル通貨なんていらなくなってしまうわけです。
企業間でも使われるようになっていくでしょうし、そうなったら銀行の存在意義も怪しくなってきます・・・・
こりゃあ確かに、
法定通貨いらねーな
とすら思いました。
技術的にもっとわかりやすくなって、世間に浸透さえしてしまえば、仮想通貨は世界を牛耳るかも知れませんね。
こわい世の中だ・・・・
と思いつつも便利だから使ってしまうようになるでしょう!
今のうちにリテラシー磨いておかないと!
以上、ご愛読ありがとうございました。
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