こんにちは、バキ子@bakikomanです。
この間、ある夫婦の話を耳にしました。
夫「ウチの会社の△△△△、あいつホント使えねーんだよ!完全な指示待ち野郎なんだから。困っちゃってさぁ」
妻「あー、いるよねーそういう人」
夫「仕事って自分から見つけていくもんだろ?言われたことだけやってるんだったらバイトでいいんだよ、バイトで!」
妻「ほんとだね・・・・ところで、昨日のゴミ出し忘れてたよ?」
夫「それは事前に言っといてくれないと」
・・・・あるわ!!
どこで見聞きしたのか覚えてないので出展を載せられないんですけど、
まさに落語の小噺ですよね、これ。ほんと鋭くて面白い。
(*^▽^*)
カッコよく会社の「使えない奴」の愚痴を妻に披露して「出来る男」アピールをしてくるんですけど、家庭内では完全に指示待ち社員の旦那様。
いるね、これは!!
奥さんとしては耳を疑いたくなりますよ。
「・・・・は!?」ってなる。
な・・・なんで自分のことディスってるのこの人?
突っ込んで欲しいの?マゾなの?
いやいや、それとこれとは別でしょ、という男の人がいたら言ってやりたい。
おんなじことだよ?
とくに共働きのご家庭では「家事の指示待ち男」はいただけません。
奥さんがそれで納得しているならいいんですけどね。
私は、世の夫婦喧嘩の火ダネとして一番多いのが、たぶんこのパターンではないかと踏んでいます。「家事をどっちがどの程度引き受けるか」というのは結婚生活の永遠のテーマなのかもしれませんね。ロボット技術が進化して料理も洗濯干すのも全自動になれば、こういう問題も無くなるのかもしれませんが。
一家に一台欲しいですね、家事ロボ。
ロボット掃除機ならもう売ってますけど、たっかいよね~
まだレンタルロボのほうがコスパ良さそう。
近未来SFアニメ「イヴの時間」のような世界が来るんでしょうか。楽しみなような、怖いような・・・・
でもまぁ本格的な人型家事ロボットが一般家庭に普及されるのはまだまだ先の話になりそうなので、今回はこの「男の家事参加」問題についてケリをつけたいと思います。
旦那の家庭内の態度にイライラしている世の奥様に送ります。
目次
男が家庭内で「指示待ち」になる3つの原因と対策
①「自分より出来る人」になるべくやってほしい
料理でも掃除でもそうですが、自分がやるより妻の方が得意だ、上手い、と認識してしまうと、だんだん向上心が無くなって、最終的に「これは自分の仕事じゃない」と切り離す傾向があるのだと思います。
自分より妻の方が得意なんだから、得意な人がやればいいじゃん、という理屈。
一度そうなってしまうと、急に代わりにやってと言われても
男はもう動けません。
対策:
正式な話し合いの場を設けて、「この部分はあなたに任せるのでやって欲しい」とはっきり伝えるべきです。その上で技術を教え、役割を認識するよう妻がリマインドを繰り返すしかないです。褒めて伸ばして、うまく誘導してあげましょう。
「自分でもできる」→「自分がやらなきゃ」
という自然で前向きな気持ちが芽生えてくれればしめたものです。
②家に帰ってまで仕事モードでいたくない
男は家でリラックスしたいんですよね。
女にとって家庭は「守るべき城」ですが、仕事で頭がいっぱいの男にとって家庭は「休憩所」なんだと思います。
仕事でクタクタになって帰ってきて、まだ作業させるのか、と言いたいんでしょう?
俺に安らぐ場所は無いのかと。
でも仕事で疲れて帰ってきてるのは
女も同じだからね?
ササッと洗い物くらいして、それから休憩すればいいじゃないですか、と私なんかは思うんですけどね。作業、10分もかかんないでしょう?
共働きのご家庭は特に、上手に役割分担しないと不公平感が残ってくすぶり続けますよね。
対策:
これも結局「気持ちよう」の問題なので、「家に帰る」=「全休憩」という考え方を修正してもらう必要があります。口で言っても絶対解決しないので、手始めに以下の方法はどうでしょう。
夫、「ただいま~」と玄関から入ってくる→
キッチン前に張り紙「洗い物アリ。タノム」→
夫、洗い物する、終了→
ここからが帰宅タイム。
これは、まず体に覚えさせて、それから頭で理解させるタイプのマインドセットですね。
ルーチンにしてしまうわけです。
コツは、帰ってきても、くつろげるリビングまで行かせない、ということです。
一息つくその前に家事をやってしまうイメージ。
家に帰ってきたその流れで、家事もついでにやってもらう導線を作ってしまうのです。
このように、仕事モードが完全に切れてしまう前に
何か作業をやってもらうのも一つの手だと思います。
③結局、指示してもらうほうがラク
これは社会人として働いた経験のある方はあるあるだと思いますが、「指示通りに動けば仕事として成立する」タイプの作業は気が楽です。
逆に自分で率先して動かなければいけない仕事は常に神経を使うので精神的に疲れます。
家の中でまで神経使いたくない、頭使いたくない、というのが男の本音ではないかと思います。その気持ちも分からないではないしね・・・・
そこであまり頭を使わなくていい工夫をします。
対策:
スケジュール表を作るといいです。そして見えるところに貼る。
仕事と同じですね。
「指示」そのものは外部記憶にしてしまい、後は手を動かすだけにしてしまえば、旦那様の精神的負担も減ります。
妻から「指示」が無くても、そのスケジュールを見れば、自分がまだ手を付けていない作業を意識できますからおススメです。
家事を体にしみ込ませる
男の人は結婚すると、世話を焼いてくれる妻に頼り切ってしまう傾向があるようです。
母親と妻を無意識のうちに混同し出すんですね。
それは環境のなせる業だからある程度しかたのないこと。
つい世話を焼きすぎちゃう女にもちょっと原因はありますしね。
だから「そうじゃないよ」「アンタを産んだ覚えはないよ」と分からせるには、一定の家事を継続してやってもらい、体にしみ込ませるしかありません。
家事代行サービスという手もある
共働きで忙しい、小まめに家事をやる時間が取れない、というご家庭も多いと思います。
そんな時は近年注目を浴びている「家事代行サービス」も便利。
これが利用できれば夫婦間の無駄な衝突もグッと減りますよね。
我が家の場合
我が家では夫が比較的なんでもやってくれるので家事に関するもめ事は滅多に起こりませんが、それでもたまにこういう場面に遭遇することはあります。
(^_^;)
例えば、うちの夫は洗濯物を上手にたためません。
まあ私が今のところ専業主婦だからいいんですが・・・・
あと、上記の小噺と同じで、ゴミ捨ての曜日を覚えられません。
「壁に書いて貼っといてくれよ、じゃないと覚えられない」
というので玄関近くの壁に曜日をでっかく書いて貼っておきました。
うーん・・・・そのくらい覚えられないもんかね?
でも各ご家庭でちょっとした工夫をすることで、お互いのイライラや面倒ごとを解決できることって多いと思うんですよ。
ほかにも夫を操る上手い方法はいろいろありそうなので、アイデアが湧いたらまた書いてみたいと思います。
ロボット掃除機も家事の手間が省けて便利なんでしょうね。
ロボにやってもらうほど部屋広くないけど。
(^_^;)
「家事じゃんけん」
「家事ポーカー」
なんかも面白そうですよね。盛り上がりそう。
今度やってみようかな?