【完結済】全一巻でも泣ける。心に残る「切ない読み切り漫画」おすすめ40選

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こんにちは、バキ子@bakikomanです。

全一巻で手軽に泣けちゃう、感動必至の切ない短編漫画をまとめました!

中編・長編の漫画も長く楽しめていいけれど、短時間でも深い感動を得られる短編漫画も捨てがたいですよね。長い物語とはまた違ったストロングポイントを持った短編漫画って、すぐ読んでしまえるのに深く心に残ります。

たまには切なくて泣けちゃうマンガを読んで

心のデトックスしましょう!!

涙は溜め込むと良くないですよーw

それではどこまでも切ない名作漫画の数々をどうぞ!

括りとしては、「短編集」か「一巻完結」のどちらかになっています。

地味めの作品も選んでみたので読んだことないヤツがあったら是非!

【随時更新します】




ヨルとネル

読書オタクの必読マンガ『バーナード嬢曰く。』で有名な

施川ユウキさんの一巻完結の冒険物語。

とある研究施設から逃げ出した、身長11センチの小人・ヨルとネル。

二人は協力し合いながら追手から逃げ続け、

安息の地(と勝手に信じている)「南」を目指します。

前半は面白おかしく愉快な逃避行が続きますが、

徐々に残酷な現実に追いつかれていきます。

小人がリアルワールドで生きていく難しさも描かれていて、

ただのファンタジー漫画ではないことが分かってきます。

予想もしなかったラストが泣けてたまらないので

ぜひ頭からじっくり読んでほしいですねw

系統的には内田春菊の『南くんの恋人』に近い感じでしょうか。

これを読むと、いつまでも夢見ていた子供時代の自分を思い出して胸が痛くなるんですよね。

物語上、小人という存在は誰もが心の中に持っている幼児制のあらわれです。

小人がピンチになればなるほど、読者は大人になる痛みをチクチクと体験することになるのです。児童文学の主人公にネズミや小人が多いのも同じ理由でしょう。

施川ユウキといえばこちらも文句なしの傑作!

ジャンル的にはSFの部類に入ると思いますが、

何一つ難しい小道具はありません。

純SFの残酷で哀しい設定に思わず涙する名著です。

施川ユウキさんの漫画は、ちょっと悲しくて、どれも優しい。

孤独で眠れない夜のお供にどうぞ。

変身のニュース

不世出の天才(と私が勝手に思ってる)、

宮崎夏次系、2012年発売のデビュー短編集。

絵がうまい!女の子可愛い!

笑わす!泣かす!

独特のディストピア臭の強い世界観!

さらにアッと驚く意外な結末・・・・

夏次系作品はどれも素晴らしいので、どの単行本を読んでも後悔しないと思いますが、物語のパワー、エッセンスが最も濃いのはこの初期短編集「変身のニュース」ではないかと。

文学の世界でいうところの「マジックリアリズム」を感じさせるんですね。

現実とファンタジーが境目なしに交差して入り交じってきて、読者の心を夏次系ワールド(異次元)に連れて行ってしまうのです。下手をすると帰ってこれなくなるw

それから、確かにエピソードそのものは切なくて泣けてくるんですが、その「泣き」を押し付けてこないところが好印象。オチは短めでスパッと終わります。

でもスパッと読み終わった後、じわじわ効いてくるんですよね。

心にしこりが残って、筋を反芻するたびに気になって、

「あれはいったいどういうことだったんだ?」

と思って何度も読み返してしまう不思議な引力がある。

なんとなくイメージですが、

「普段はニコニコしてるのに、実は居合の達人」

みたいな印象のスゴイ作家さんだと思ってます。

ストロボライト

痛々しくて切ない、忘れられない青春モノ。

良くも悪くも記憶に強く残る作品です。

大学生活の描写が妙に生々しくて、人によっては我が身を振り返ってイテテな感じになるかも知れませんが、最後までイッキ読みするとじわっと切ない気分にさせられます。

物語の筋そのものは男子学生の「恋愛」と「創作への渇望」がテーマで、まぁよくあるストーリーと言えばそうなんですが、素晴らしいのは構成と演出。

「練りに練った」という言葉がピッタリの複雑な作りになっていて、でも読めばわかる、でも全部は分からないので結果もう一回読んじゃう・・・・みたいな不思議なリピート力と吸引力を持ったマンガです。

ある程度人生経験を積んでからでないと読んでも面白くないと思うので、二十歳を過ぎてから読んだ方が沁みると思います。

作者の青山景さんはもう亡くなられているので新しい作品はもう読めませんが、この一作だけでもありがたい。「すごいマンガ残してくれてありがとう!って思いますね。

 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

宮川さとし作の

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』

ぜひ読んでください。

号泣です!!!!

( ;∀;)

漫画家を目指す主人公のお母さんが、突然末期がんに侵されて亡くなってしまいます。

それまで当たり前だった母との日常が突然崩れて、主人公は悲しいというよりも、心にポッカリと穴が開いた気分。その空虚な胸の内がとてもリアルで共感を呼びます。

本当に身近で大切な人を失くした時、人は心のバランスをとるために「ちょっとおかしな方向」に傾いてしまう。その瞬間を上手に切り取っていて、誰が読んでも

なんか分かる!

と同意できる普遍的な物語です。

この感覚、漫画で読んだのは初めてかも知れないです。

素直に感動しました。

個人的な「別れの儀式」として「母の遺骨を食べたくなる」というのは、一見異常に思えるかもしれないけれど、読んでいくとストンと腑に落ちるんですよね。

短い物語なので一読をおススメします!

神様がうそをつく。

泣ける、という噂は聞いていたのですが、やはり不覚にも涙。

主人公・なつる君に完全にシンクロして読んでしまった!

( ;∀;)

思春期の少年少女の淡い恋のドキドキと、現在日本社会の暗部が絡み合って、爽やかさと人生の苦みを同時に味わえてしまえて凄いです。

ちょっと構成的にミステリー風な要素もあって、最後まで一気に読んでしまいました。

夏、浴衣、花火、異性のクラスメートとの秘密の時間・・・・

リアルにどこにでもありそうな、ひと夏のボーイミーツガールに胸が締め付けられましたよ!

読みながら、児童文学の名作・『夏の庭』をふと思い出しました。

『夏の庭』がお好きな方はきっと好きだと思いますよ!

ジュブナイル漫画も「ここまで来たか・・・・」という感じ。

そのうち映画化してもいいんじゃないかな、と思います。

たぶん年々評価が上がってくる息の長い良品だと思います。

実写でもアニメでも、どっちでもイケそうです、このお話は。

結んで放して

お見事・・・・!!

笑って泣けてほっこりできる、珠玉の短編集です。

かつて純粋に「マンガを描くこと」で繋がっていた仲間たちの、その後の日常を暖かくもシニカルに描いた4編からなるオムニバス作品。

創作する女の子たちが、切磋琢磨し、支え合って大人になっていった先に何があったのか。

なかなかここまで「サブカル女子の成れの果て」に踏み込んでいった作品も無いんじゃないでしょうかね。じわっと温かいラストまで、駆け抜けるように読んでしまいました。

あっ・・・・目頭に熱いものが・・・・

それなりに人生充実しているけど、時に昔を思い出してあの頃の仲間と語り合いたくなる。そんな気持ちにさせてくれる物語でした。

がんばる大人女子に是非とも読んで欲しい、優れた名品です。

花と嘘とマコト

息絶えた親友と暮らした、うたかたの夏の日々を綴った切なすぎるガールズ・ストーリー。

シチュエーション的にはかなり異常ですが、ぜんぜん猟奇的な雰囲気やグロ要素は無くて、

ソフトな江戸川乱歩の耽美小説のような味もあります。漫画がうまいとはお世辞にも言えないけど「これを語りたい」という熱量が非常に強く伝わってくる作品でした。

前半はコミカルで楽しいですが、後半から急に泣かしやがる!

( ;∀;)

でもさわやかな読後感で、私はすごく好きです。

ガキの頃から

一色まことの短編はいいですよ!

出直しといで!」「花田少年史」「ピアノの森」など長編に定評がある作家さんですが、短編のキレ味がいいんですって!

特にこの本に収録されている「駒子」は、少年少女の淡い恋と別れが情感豊かに描かれていて、涙がダダ漏れてしまいます。薄幸の少女・駒子を好きになってしまった少年の心の葛藤と、その後の人生・・・・幼い恋の記憶が、その人の人生を変えてしまうこともあるんですねぇ。

時の輝き

折原みと先生の永遠の名作。王道だからこそブレない真理がある。

一巻で終わる短いお話ですが、深みにハマるとしばらくトラウマになります。

看護師を目指して病院実習中の由花。

そこに入院してきたのはかつて憧れていた同級生・シュンチ。

片思いしていた男の子がすぐそばに!

でも・・・・

ご想像通りの切ない展開が待っています。

( ;∀;)

子どもの頃に読んで人生観変わりましたねぇ・・・・

あなたに逢えた

これも折原みとの傑作少女漫画。

女子高生が彼氏とヤッちゃって妊娠→若年結婚する、というよくあるパターンですが、二人ともマジ純粋に相手のことを思っているからちっともいやらしくない!

そこがとてもスゴイ。

真剣に恋したんなら、若くたってまあヤッちゃうよねって話です。

そういうちょっと「イタしちゃった」マイノリティーの生き方を社会的にどう受け入れるか、カバーするかってのが寛容な社会なんじゃないですかね。ただステレオタイプに後ろ指をさすだけではみんな生きづらくなるだけ。

学生だからって恋に落ちて結婚しちゃダメってことでもないでしょう。

 高橋留美子劇場

髙橋留美子先生は大好きで「うる星やつら」からずーっと読んでますが、

短編もいいですよね!

古典落語のような完成された間と空気で最初はゲラゲラ笑っちゃうんですが、その後でさらに泣かせに来る!もはや職人芸ですね。

一刻も早く人間国宝にすべきです。

夢子ちゃん

俺はまだ本気出してないだけ

スラップスティック

など数々の名作を生み出してきた青野春秋さんの心温まる物語。

心を病んで何年も家に閉じこもっていた女の子【夢子ちゃん】が少しずつ回復し、世界と向き合おうと健気に奮闘するお話です。セリフが少ないのに表情や構図だけでリアルな心情が伝わってきます。読んでいて感情移入してしまう。

家を出て、散歩をしたり街歩きしたりするだけでも、

夢子ちゃんにとっては一大プロジェクト。

まさに冒険。

一冊で完結するし、コマも大きいので絵本感覚で読めます。

そして泣きます。

何故かは知らねどあたたかい心地して、

涙が込み上げる不思議な逸品です。

帰る場所

近藤ようこ先生は不気味でゾクッとする話が多い印象ですが、この短編集は情感豊かで泣けてきますよ!キャラクターの表情がリアルで素晴らしい。

表現力がハンパない作家さんで、読み手が想像つかない角度でなおかつ納得感のある、ギリギリの線を突いてきます。

「ああ、私、実はこういう話が読みたかったんだ・・・」

って後になって気づくんです。

ショート・プログラム

実はあだち充は短編が上手い!!

あだち充さんは長期連載作品ももちろん大好きですが、

短編で切ない恋模様を描かせたら右に出るものはいませんね。

伏線もオチも見事に練りこんであって納得!

そして胸がジーンと熱くなる読後感。

特にこの短編集「ショート・プログラム」シリーズはキレてますね。

こさあじゅ

少女漫画界のレジェンド・田淵由美子先生の作品から一冊。

有名な「フランス窓便り」も好きですが、切ないお話が多いのはこっちかな。

失恋したり人生に行き詰まったり、いろんな悩みを抱えた乙女が出てきますが、田淵作品の主人公達はみんな芯が強い。最終的には男に寄りかからないでまっすぐ前を向くその姿勢に共感してしまいます。

昔から絵柄が大好きでよく読んでいます。

少女チックで王道な演出が好きな人はハマるのでは?

ブルー・サムシング

谷川史子先生は、子供の頃にりぼんで「くじら日和」を読んでからずっとファンです。

少女漫画から卒業されたあとも大人の恋を描いた名作を次々刊行しています。

パッと見、絵の可愛さとコミカルさがまず目につくんですが、そこからグイッと泣かせにくるんですよ!

それからなんといっても「女の子の切ない表情」を描かせたら日本でも最高峰の漫画家さんだと思います。

忘れられない

これも谷川史子先生の切ない大人のラブ・ストーリーが詰まった短編集。

そんなつもりは無いのに、過去の恋愛をふと思い出して落ち込んじゃう、みたいな経験ありません?

「あれ、意外と引きずってたな?」みたいな。

そしてそれに対して今の人間関係に罪悪感を持ってしまうことも。

もっと自分に素直になっていいじゃん、そんな自分でもいいんだ、と背中を押してくれる優しいお話がたっぷりです。

 各駅停車

谷川史子作品からもう一冊だけ!

りぼん時代にも傑作が多いんですが、切なさ度合いでは「各駅停車」がピカイチ。

後に大人向けの作家になっていく片鱗が見られます。

この可愛い絵柄で切ない話やられると、泣いちゃうんですよ・・・・

( ;∀;)

口笛小曲集

これも名作・・・・!

山川直人先生の作品集の中でも切ないお話が多い名短編集。

絵柄は可愛いんですが、描いている内容は妙にリアルで生々しい。

そのギャップが誰にも真似できないオリジナルな世界を作り出しています。

どこか昭和臭のする生活感溢れた小市民物語が愛おしい!

西岸良平作品と似た空気も感じますが、

こちらのほうがより「ほろ苦い」読後感ですね。

キャラクターそれぞれが抱えた「孤独」がかなりリアルです。

てのひら童話

漫画家というより「絵本作家」と呼んだほうがしっくりくる気もしますが、

おーなり由子さんは天才!

優しい童話チックなイメージですが、大人向けの切ないお話が多いんです。

これは絶対、大人が読むべき漫画です。

電子書籍化はされてないみたいなので紙の本でどうぞ。

感受性の強さに自信のある方にはチャレンジして欲しい。

この「てのひら童話」はシリーズ化されて、3巻までは出ていましたね。

すべて短編なのでどこから読んでも大丈夫。

めくるめくおーなりワールドをお楽しみください。

風の暦

代表作は「悪女(わる)」「ぽっかぽか」だと思いますが、

深見じゅんさんも恋愛モノの短編がイイ!!

なにが好きって、主人公の女性の生き方が好き。

ユーモアがあって、適度にお洒落で、自分の楽しみを持っていて、目立ちたがらず、全般的に人生を楽しんでいる。泣いたりもするけれど私は元気です、みたいなね。

手ひどくフラれたりしても男を恨んだりしません。

了見があるというのかな。

恋の始まりは応援したくなるし、悲しいシーンでは同情して泣けてくるし。

読んでいるとシンクロ率がヤバいです。

それもこれも主人公が「いい娘」だからなんですよ。

さよなら私たち

これは最近読んで、「少女漫画、まだまだイケてんな!」と嬉しくなった作品。

表題作「さよなら私たち」が切ない!

タイムマシンが実在する近未来が舞台ですが、

時間差をテーマにしたSF独特の切なさが恋愛の切なさと絡みあって、

なかなかうまいです。

紅い花

カルト的な人気を誇るつげ義春の名短編コミック。

漫画が文学を超えた、と言われ始めたのはこのあたりからだったとものの本に書いてありました。まあ納得。

地味で短い作品なのにセリフ回しや人物描写が印象的で、いつまでも心に残って離れません。私個人としては、つげ義春作品の中ではナンバーワンだと思っています。

切れ味の鋭さは折り紙つき!

未体験の方は是非!!!!

11月のギムナジウム

少女漫画界のレジェンド・萩尾望都先生から一冊。

「11月のギムナジウム」です!

全寮制の男の子たちの青春群像が切なすぎて、涙・・・・

( ;∀;)

傑作トーマの心臓との類似性がよく指摘されていますが、萩尾先生のエッセイによると、同じ設定・キャラクターを使って別の物語を作ってみた、というのが真相らしいですね。

どうでもいいですが萩尾望都作品はどれもタイトルがカッコよすぎる!!

今年はじめての雪の日

私の心のバイブルでもあるPapa told meの作者・榛野なな恵先生の名短編集。

表題作「今年はじめての雪の日」はかなりコミカルで楽しいお話なんですが、心に深い傷を負った少年が、好きな女性にプレゼントを渡すために一夜の冒険に出て、いかに救われていくのか、その一瞬を描いたじんわり沁みる名品です。

メルヘンチックな雰囲気と残酷な現実がいいさじ加減でブレンドされた作風は、短編でも如実に光ります。

山羊座の友人

ホラー作家の乙一先生の原作を元にした漫画ですが、これは泣きましたね!

過酷ないじめから脱却するために人を殺した男の子と、その男の子をかくまうことになった平凡な主人公。果たして彼らの未来は・・・・?

散りばめられた無数の伏線・仕掛けに脱帽しながらも、最後にはやるせない気持ちにさせられる鉄板の感動作です。

激おすすめ!!!!

リバーズ・エッジ

90年代を代表する表現者の一人・岡崎京子先生の傑作。

ほかの作品は「泣ける」というタイプの漫画ではないのですが、この「リバーズ・エッジ」はスタイリッシュにしてエモーション溢れる稀有な大作です。

世紀末、バブル崩壊直後

という時代の行き詰まり感と、東京のどぶ川のどん詰まりに暮らす登場人物たちの息苦しさ・閉塞感が、ヒリヒリするほど伝わってきて泣けてきます。

そしてこの「どん詰まり」からもドラマは生まれるんですね。

かなりいびつではあるけれど。

そのいびつでも紡がれていく頼りない物語の在り方が、切なすぎて痛い。

泣けてくる。

暴力、いじめ、河川敷の死体、日常の息苦しさ、クールで何も感じない心、そんなに好きでもない男の子とのセックス・・・・

それらはすべて、成長をやめて「どんづまった」90年代日本のしわ寄せのように思えてなりません。物語そのものが、当時の冷めた空気間のメタファーに見えます。

発表から30年近く経った今の視点からすると、

岡崎京子が時代の空気を敏感に読み取って

「語らずにはいられなかった」

作品だったのではないかと思います。

夏の手

落書きみたいな絵柄で最初見たときは「なんじゃこりゃ」と思いましたが、

読むとスゴイ!ハマる!

万人受けはしないと思いますが、物語の切なさは保証します。

わざと空けた余白が、なんかだんだん美しく見えてくる。

ほかの作品も読んでみたんですが、単純なのにおっかねぇ完成度・・・!

ニラんで!平田さん

大橋裕之先生はおそろしい感性の作家さんです。

「ニラんで!平田さん」は最後のオチがヤバい。

笑って泣けます。

惑星9の休日

これも万人受けするとは言いがたいですけど、

よくよく読み込んでみると

相当切ないお話ばかりでたまりません!

地球の常識を超えたSF(サイエンス・フィクション)的なルールに縛られた「惑星9」の日常は、隕石は降って来るし停電はしょっちゅうだし人は少ないし、不便なことだらけ。

でもみんな幸せそうに見えるんですね。

どことなく田舎暮らしが傍目からは幸せそうに見えるのと同じで、未開発な田舎の惑星9はある種のユートピアのようです。

「泣ける」とまでは行かないかも知れませんが、切なさはビンビンに伝わってきます。

おススメですよ!

東京命日

島田虎之介先生は、あまり一般受けはしないと思いますが凄い作家です。

一部に熱狂的なファンがいるのも頷ける。

中でも「ラスト・ワルツ」とこの「東京命日」はアツい!!

実在の映画監督・小津安二郎の命日に集まったワケありな人々を描く群像劇です。

・・・・ちょっとマニアックですね!?

絵柄もコマ割りも独特ですが、小津監督への愛が溢れています。

リアルな小津安二郎ファンの方もきっとニヤニヤしながら読めちゃいますよ。

これは言ってみれば、映画マニア向けのニッチな感動作。

漫画というより映画の絵コンテに近い。

ただし、映画マニア(特に小津マニア)にとっては涙無しには観れない傑作です。

夕凪の街 桜の国

まさかまさかの一大ブームを巻き起こした「夕凪の街 桜の国」!!

読んでいる方も多いと思いますが、

特に「桜の国」のラストはいつ読んでも号泣必至。

……母さん 見てるんでしょう 母さん

ここ!ここよ!

悲しいのか嬉しいのかよく分からない涙が出ます。命というのは連綿と繋がっていくものなんだな、ということが腑に落ちてくる作品です。

長い道

こうの史代作品からもう一冊。

おかしな夫婦の日常を細やかに綴ったハートフル・コメディ「長い道」。

でも全編読むとじわっとこみ上げるてくるものがあります。

この一冊から得られるさわやかな感動は、ちょっと言葉にしにくい種類のものです。

突然やってきた押しかけ女房(?)の道さんと、女好きの夫・荘介殿は「生活」を重ねていくことで次第に心を通わせ、そして多分「大人」になっていきます。

夫婦生活のコツのようなものが隠されている素敵な漫画ですよ。

女の子が死ぬ話

タイトルはストレート過ぎてひねりがないけど、

でも内容はいい!!

若くして余命を宣告された女子高生の遥は、誰からも記憶に残るように「綺麗に死のう」と心を決めます。幼馴染や新しい親友と思い出を刻みながらも、やがて遥かの体は徐々に病に蝕まれていきます。

残された日々を凛としてすごした遥が、やがて衰弱し、寝たきりになっていく姿もしっかりと描写されていて、ほかの作品には無いリアリティが感じられる力強い漫画作品。

ラストのあたりはもう泣くしかないです。

( ;∀;)

でもこれは同情の涙ではありません。

「自分もいずれこうなるんだから」という予感と覚悟がそうさせるのです。

さよならもいわずに

ずーるーいー!!!!

これはずるいなー!!??

「絶対泣ける!」という触れ込みだったので読んでみたら、もう・・・・思うつぼ。

私は涙もろいので、最初の数ページを読んだだけで

「あっヤバいこれ・・・・」

( ;∀;)ってなりました。

いや、これはあまり前情報入れずに読んだ方がいいかも知れません。

感動しすぎてトラウマになりましたよ。

未読の方は幸せだなっ!!

机をステージに

ホットロード」「瞬きもせず」で有名な紡木たく先生の短編集。

まあ、何と言っても絵がスバラシイ。

表題作「机をステージに」は長めの短編です。

少女の視点から描いてはいますが、どちらかというと少年同士のはしゃいでいる姿や友情をメインに描いています。

それを遠くから見て勝手に憧れている平凡な主人公が、急にバンドメンバーに選ばれて、イケてる男子と急接近・・・・という内容。

青春真っ只中の少年少女を一歩引いた目線から淡々と描写する紡木たくの演出は、クールでもあり、暖かくもあり、切なさも満載です!

みんなで卒業をうたおう

紡木たく作品からもう一冊。

「憧れの先輩と初めて会話したあの日」を思い出す胸キュン&切なさたっぷりの少女の青春グラフィティ―です!

やっぱちょっとワルが入ってる男子の方がカッコよく見えるんですよね。

にしても中学・高校の頃の「男子の先輩」ってなんであんなにカッコよく見えるんでしょうね。歳なんてたいして変わらないのにね?学園マジックです。

(^_^;)

子供はわかってあげない

これは上下巻なのですが、例外的に紹介させてください。

大好きな作品なので。

かわいいファンシーな絵柄ですがなかなかに深い!

ボーイミーツガールの基本を押さえつつ、物語は信仰宗教集団がでてきたり、超能力者がからんできたり、売れないオカマの私立探偵がでてきたり、アニメオタクが出てきたり、スポーツ少女が出てきたり、大変賑やかな装い。

でも後半では、とあるひと夏の「少年少女の出会い」に収斂していきます。

ヒロインのサクタさんが「恋」に目覚める瞬間が最高!!

あの一連のシーンを目撃するだけでも読む価値があります。

そのくらい秀逸。

主人公?のもじくんがぜんぜんカッコよく描かれていないから油断してたよ。

読みながらウルウルしちゃったけど、なんて爽やかな読後感!

合葬

杉浦日向子はどれ読んでも面白いんですが、

一巻完結の感動作となればこちら。

一冊にまとまったお話としてはかなり内容的にボリュームがありますが、絶対に後悔はさせません!

時は幕末。暗雲漂う江戸幕府を守るために結成された「彰義隊」に参加した三人の若者の熱い友情を中心に描く群像劇。しかし、それは沈みゆく船(江戸幕府)が前途ある若者たちを道連れにした、忌まわしき歴史の一幕でもあったのです。

新しい時代を見ることなく散っていった純真な少年たちの生き様をご覧ください。

そういえば映画化もされています。いい出来だったですね!!

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まあ歴史に残る傑作と言って過言ないでしょう。

ヒッパルコスの海

「三丁目の夕日」でおなじみの西岸良平さんの短編選集。

中でも大好きな表題作「ヒッパルコスの海」はおススメ!!

涙無しには読めません。マジ泣く。

「三丁目の夕日」は巻数を重ねすぎてて敷居が高い・・・と感じる方は、こうした選り抜き短編集から入るといいと思います。

紅い雲

大天才・西岸良平作品からもう一冊。

「青春奇譚」と題している通り、若い男女の切ない恋愛モノを軸にした短編セレクト集。どの話も生活感と郷愁に溢れ、切ないお話ばかり。でもまったく古さを感じないのは、お話作りがとても丁寧でうまいから。

こんなにキュンと切ない漫画をこんなに量産できるのは西岸良平しか知りません。

この人はマジ神。

気に入ったら本編「三丁目の夕日」の世界へおいでください。

気になるのがあったら読んでみてね

とりあえず思い出せるだけ、40作品並べてみました。

どれも思い入れの深い良作なので、

気になったのがあったらぜひ手に取って読んでみてください!

PS.このまとめは随時更新していきます。

忘れたころにときどき覗いてくれると嬉しいです。

(^▽^)

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