一汁一菜が健康の基本?パン食禁止?過激なレシピ本『粗食のすすめ』が面白い。

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こんにちは、バキ子@bakikomanです。

突然ですが『粗食のすすめ』という本をご存知でしょうか?

1999年刊行の一風変わったレシピ本なんですが、書いてる内容がけっこう過激で面白くて、しっかり読むと「うーん」と深く考えさせられる一冊なんですね。

発売当時もけっこう話題になったらしく、静かな「粗食ブーム」の火付け役だったそう。

我が家の夫はあまり胃腸が丈夫でない(油モノは好きだけど弱い)ので、結婚を機にこの一冊を参考にさっぱりした和食を日常に取り入れています。

もちろん世の男の人と同様にパスタやラーメンが大好きな夫ですのでいつも粗食というわけではないですが、一週間のうち3日くらいは細々と純和食を作るように心がけています。

おかげで夫の腸内は健康を取り戻し、私は自然なダイエットにもなる。一石二鳥のレシピ本なので、今回おススメしたいと思います。




『粗食のすすめ』との出会いは結婚だった

結婚する際、夫がこの本を自分の実家から持参してきたのがこのレシピ本との出会いです。

「俺はあんまり派手な洋食は体に合わないみたいだ。それにすぐ太る。この本ぐらいのシンプルな和食をたまに出してくれると嬉しい」

そう言って、自分からこの本を私にくれました。

独身時代は人並みに暴飲暴食を重ねてきた夫ですが、結婚を機に食に関する考え方を変えたようです。健康に気を遣いだしたのは大変良い傾向。

「パンは食事ではない」という思想。

私も感化されてパラパラとこの本を読みだしたのですが・・・・

最初のド頭からびっくりしました。

「パンはお菓子と変わらない。食べるのをやめなさい」

「食べるとしても週一くらいで」

とハッキリ主張するのです。

なんという過激思想!!

簡潔で面白すぎます。

(^_^;)

私は基本、朝はパン食なのでこの一文には衝撃を受けました。

その後も普通にパン食べてますが、回数は明らかに減りましたね。

無意識のうちに食の傾向が和食に傾いてしまいました。

レシピの写真が普通に美味しそう

レシピ本なので写真入りで多くの料理(地味め)が載っているんですが、これがまた美味しそうなんですよ。写真が上手なのもあると思いますが。

・梅じゃこご飯

・鮭の香りずし

・切り干し大根のご飯

・締めいわし

・いもがらの煮もの

どれもシンプルで、簡単に作れそうなのが嬉しい。

昔ながらの和食をベースにしたアレンジレシピが多いので、

油を使わない料理が豊富です。

時々「体の油抜き」しないとなぁ、って思うことありませんか?

現在人の食生活において油の摂取が過多なのは、

私もちょっと思うところがあったんですよね。

とくに30を過ぎた頃から、脂っこいものをあまり食べられなくなって来ました。ご飯と味噌汁を中心にした「一汁一菜」であっさり済ませたい日もあります。

そんな時にこの本はけっこう役立ってくれます。マジで。

内容が過激!鵜呑みにしないでいいとこ取りしよう

粗食のすすめ』はけっこう賛否両論というか、レシピ本業界では物議を醸した本なのでまるまる信用する気にはなれませんが、私の見解としては「それほど間違ったことは言ってないんじゃないか」と思います。

この著者の方の主張をまとめると、だいたいこんな感じです。


・食事の基本はご飯(特に玄米や雑穀米)と味噌汁

・日本伝統の乾物や発酵食品を積極的に食べよう

・洋食は日本人の体に合っていない

・外食は基本、「害食」であると意識しよう

・肉は控えめにし、青魚を食べよう


これってほとんど、今の健康食を唱える人たちが言っていることですよね。

「外食」に関しては、1999年当時と比べればだいぶ健康に留意したお店が多くなっているので一概に「害食」ではないと思いますが、味が濃かったり脂っこいものが多かったりするのは事実です。

粗食とは言っても、結局、日本人が昔から普通に摂っていた食事を再現したってことなんですよね。江戸や明治、昭和初期の食卓って、こういうあっさり系で野菜多めの食事が多かった訳ですから。

それを現代の私たちが「いかに美味しく調理して食べられるか」を提示してくれる本なのです。体にいい、しかも美味しい、となれば誰でも試したくなりますよ。

カタカナ語の食事が多くなって日本人の健康が乱れた、なんてことも書いてあって、そのまま鵜呑みには出来ないけど一旦の真実はあるんじゃないかな、と考えさせられました。今後の家族の健康を守る主婦としては参考にしたいところです。

料理研究家・土井善晴先生のこちらのベストセラーも、思想的には近いものがあります。

「粗食」を適度に取り入れるのはアリですね

粗食のすすめ』いかがだったでしょうか。

健康に気を使い出すと、まず大事なのは日々の食生活からですよね。

医食同源の観点からするとこの本を手掛かりに「粗食」を取り入れたことは正解だったな、と感じています。

頭からまるまる信用するとちょっと過激すぎるので、参考程度にパラパラと眺めて、食べたいもの、作ってみたいものがあれば実践してみるといいですよ。

・あじの塩焼き

・ごぼうのつくだ煮

・れんこんの酢みそ和え

海が近い場所に住んでいる方は、このレシピ本にも載っている「締めイワシ」がおすすめですね。ウチでもしょっちゅう作ってます。

これは地味に絶品ですので是非お試しあれ♪

 
Kindleで読むならこちらのほうがいいかも。
レシピも豊富に載ってます。