ブログによる新しい文学ルネサンスはもう始まっている

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こんにちは、新人ブロガーのバキ子@bakikomanです。

最近、ほかの方のブログを見て「すごいなぁ」「うまいもんだ」

と感心することが多くなりました。

以前からいくつかお気に入りのブログやサイトは定期的に見ていましたが、

「すごい」という感想はなかなか出てきませんでした。

自分にとって役立つ情報は欲しいけど、それがネットのどこかに掲載されているのは当たり前、と無意識に思っていたのです。

 まして、ブログ記事の構成や文体について思い致すことなど皆無でした。

何故かと言えば単純な話で、私が一介のブログ読者だったからです。

作り手ではなかったからです。

この頃はボチボチと拙い記事を書くようになりまして、いちおうブロガーの仲間入りをさせていただいています。

そのおかげで、日々情報を発信しているブログサイトやブロガーさん、ライターさんを見る目が変わりました。

みんなすごい人たちばっかり!

ブログは個性、とはよく言いますが、いい意味でも悪い意味でも、振り切った個性を持っているブログは読んでいて面白いです。そして、最近はそういう「振り切った」ブロガーさんが沢山います。文章のレベルも高い。たまにびっくりするぐらい見事な記事を書くブロガーさんとも出会えます。正直、プロの文章家よりもよほど面白い時がありますね。

まあ、今やブログをお仕事にして生活している「プロブロガー」という方々もいらっしゃるようですから、当然のことなのかもしれません。

それらの優れたブログを幾つか拝読して思ったんですが、なんのことはない、

これは既に「新しい文学ムーブメント」が始まっているんだな、ということです。

ええ、もう確信しました。




既存文学の停滞と衰退

出版業界、および文芸の世界の衰退が著しいのはもはや周知の事実だと思います。とくにいわゆる「ブンガク」と呼ばれていたものは、その権威を失墜して幾年か・・・・まあ~随分と時間が経ちました。

私は子供のころから小説や物語が好きで読んできましたが、大人になるにつれ、かつてあんなに魅力的だった文芸の世界が、少しずつ色あせていくように感じていました。

もちろん、私自身が変わっていった=小説世界に浸る絶対量が減った、ということもあります。

でもそれだけではないですね。

私のようなぼんやりした人間が気づかないうちに、情報の形式や価値が猛スピードで変わってしまっていたのです。

他分野に才能が流出したせいで、業界全体の質が落ちているという感じもします。

明らかに業界(特に小説界)に「面白い」と感じるものが減ってきているし、凄い新人も出てこない。話題になったものを読んでも、正直、ふうん、という感じ。真新しいものはあまり無いという印象です。

新人の小説を読んでも、夢枕獏村上龍山田詠美を初めて読んだ時のようなビリビリした感触はなかなか味わえません。

(あ、もちろん好きな新人作家もたくさんいますよ!全体的な流れの話です!)

ノベルファンとしては、業界そのものがやつれてきているなぁ・・・・

そう思わざるを得ないのです。

文学はブログの世界で復活する

そのような空気を感じていたので、私はあまり本を読まなくなり、仕事とゲームばかりしていました。

かつて「ROCK IS DEAD」と言ったのはジョン・レノンですが、
同じように私は「文学 IS DEAD」だと思っていました。

もうテキストだけでエンタテイメントが成立する時代じゃないんだな・・・・

小説ファンからすると、なんて悲しい確認なのでしょう。

そんな時代が来るなんて・・・・

そう思ってモヤモヤしていました。

つい先日までは。

しかし、どうやらネットの世界で、文学はしたたかに生き残っていました。

生き残っていたと言うより、新たに復活しつつある、と言うべきでしょうか。

その担い手は前述の「ブロガー」あるいは「ライター」の皆さんです。

彼らは日夜、切磋琢磨しながら独自の文体を練り上げています。

ここに、私は新しい文学/文芸スタイルが作られつつあると感じました。

いわゆる「ブログ文体」というものがありますね。

これは「いかに読者にわかりやすく内容を伝えるか」を最大の目的とした文体です。

一読して意味が分からないブログなど誰も読みませんし、当然のことです。

非常にライトで、立ち話のようにくだけていて、センテンスが短い。字面だけ追っているとラジオの書き起こしに近いものがあります。

かつて良しとされていた、文豪たちの練られた文章とは似ても似つきませんね。

でもこの文体は強いです。そう簡単に倒れません。

何しろ読めばわかる、という即効性があります。

過度な修辞が無い分、洗練されているんです。

求められるのは

イン/アウトのスピード、瞬発力、フットワーク、そして多産性。

なんだかボクシングみたいですね (;^ω^)

「はじめの一歩」で言えば宮田一郎板垣くんタイプでしょうか。

とにかく手数が武器で、でかいのが当たればラッキー、という雰囲気があります。

なんなら誤字脱字があったって「まあいいじゃん、意味は分かるでしょ?」というノリ。

そのスピードたるや! (; ・`д・´)

駆け出しの私にはとても追いつけそうにない・・・・いやがんばろ!

文体が進化するブログ、その先。

私がなぜブログに文学の可能性を感じるかというと、この文体が年々、洗練されてきているからです。技術レベルが上がっている。

それほど多くのブロガーやライターをフォローしているわけではないのですが、主要なトップブロガーさんたちは、日に日に文体と表現方法が進化しています。今はハウツー的な記事を書いている皆さんも、いずれ物語を語りだすに違いない。

まだ業界全体が成長途中で、醸成段階なのではないかと。これからが楽しみです。

彼らの中の幾人かが、自前のテキストを武器に純粋な創作に向かうのは、もはや時間の問題ではないかと私は思います。

もちろんそれは喜ばしいこと。

こりゃールネッサンスですわ。

ルネッサンス情熱 ですわ。(やべっ歳がばれちゃう!)

ハードの技術革新はまだ当分続きそうですし、プラットフォームはどんどん更新され、変わっていくとは思います。

でも「言葉」そのものはなくならないし、人々の「発信したい」という思いも無くなりません。受け手の需要も恒久的に潜在しています。

写真や動画で飽き足らない、という人々の受け皿として、テキスト主体のコンテンツは残っていくでしょうね。

だからブログメディアは強いし、これからも発展していく分野ではないかと思っている次第です。

ちなみに我らがAmazonではKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)という電子書籍のセルフ出版ができるシステムが出来てますね!

だれでも作品を書き上げれば、作家デビューできちゃうんだね。

すごい時代だ・・・・これは文芸業界盛り上がるよっ!

よかった、文学はきっと安泰だ!