こんにちは、バキ子@bakikomanです。
ちょっとディープで楽しいお祭りをご紹介!
日本各地にはいろんな楽しいお祭りがありますが、これもおすすめですよ。
春が訪れるたびに行きたくなる、その名も
熊まつり
字面がすごいでしょ?
熊まつり
ですよwww
毎年、山形県小国町で開催されている、マタギの皆さんによるお祭りです。狩猟によって倒した熊の冥福を祈り、山の神様に感謝を捧げるのです。熊の狩猟時期は冬ですから、狩猟期間の終わりに行う熊への感謝祭なんですね。
東北・山形の中でもかなり山奥(飯豊連峰のふもと)でひっそりと行われているんですが、知る人ぞ知る面白いお祭りなんです。
今回はそのディープなお祭りをちょっとだけご紹介します!
「熊まつり」の基本情報
開催時期は毎年ゴールデンウィークの中頃。
だいたい5月4日に行われることが多いようですが、小国町のHPや広報などで確認したほうが確実です。
午前10時頃から目玉イベントの一つ、マタギ猟の模擬実演がはじまるのでせっかく行くならそれに間に合うように行きましょう。
マタギたちが熊をどのように追い詰めて仕留めるのか、超分かりやすく実演してくれます。
(ちなみに熊役の人は毛皮をかぶって精いっぱい熱演します)
場所はこちら!
山形県米沢市から西へ伸びる国道113号線からさらに細道に入ったところ。
新潟と山形の県境に近いですね。
国民宿舎「飯豊梅花皮荘」の周辺で行われます。
ここ、都会から来た人にとっては、ちょっとビックリするくらいの秘境です。
「ホントにこの先でお祭りなんかやってるの!?」と不安になるくらい奥地。
基本的に車かバイクじゃないとまず行けませんのでご注意ください。
さっそく熊まつりに潜入!
景色いいでしょー!
山形の南端の飯豊連峰が超絶美しいんですよ!アルプスみたい。
まだ雪がいい感じに残っている、ちょうどいい時期なんです。
雪解け水が流れ出て、ダイナミックな小玉川。
これを見るだけでも来る価値があります。
まずは熊を拝みましょう。
さっそく熊が吊るされて、じゃなかった、祀られています。
人もたくさん!
地元の新聞やテレビ局の取材なんかもいっぱい来ていました。
クマーーーーーーーーーーーー!!!!!!
小国町にはマジでマタギをやってらっしゃる皆様がいるんです。
最近はツキノワグマの活動が活発になってきているので忙しそうですね。
近くに、「小国町マタギの郷交流館」という観光向けの施設があって、そこに行くと詳しく情報が得られます。狩猟の映像なんかも観れますのでおすすめです。
クマの毛皮でしょうか、羽織りを着たマタギの方が。さすが山の男たち…強そうです。
クマに感謝の祈りを捧げます。
それにしても真ん中の熊、でか過ぎじゃね?
雄大な自然と桜を眺めながらビール
周囲を見渡すと雄大な飯豊連峰が・・・・ほんと癒されます・・・・
この写真、なんにも加工してませんよ。本当に山並みがきれい。
写真撮り忘れちゃいましたが、屋台もたくさん出ています。
イワナの塩焼きや焼き鳥、おでんにお酒、それになんといっても熊汁(味噌仕立て)が食べられますよ!貴重な機会なので是非!
うちの夫はもちろん生ビール。
桜と一緒にカンパーイ!
花間一壼の酒、って感じですね。いい写真だわー
ビールをぐびぐび飲んで、いい気分でお昼寝中の夫。気持ちよさそうです。
(;^ω^)
魅惑のお楽しみ抽選会も!
神事が終わると、次はお楽しみ抽選会。
事前に抽選券をゲットしておきましょう。屋台のブースで手に入ります。
景品はさまざま!
キツネの毛皮、テンの毛皮、あけびのつるで作った手編みのカゴ、バッグ、温泉の優待券、そしてなぜか役場のおじさんが丹念に育てたという謎のお花の鉢植え。
一等賞には、なんと本物の熊の毛皮!!
絶対に欲しい!当てに行くぜっ!!!!
そしてなんと・・・・
当たったァァァァァ!!!!
お花ゲットォォォォ!!!!
ちょっと思ってたのと違うんだけど・・・・綺麗ね。
お花の種類は石楠花(しゃくなげ)でした。
植木鉢ごと貰えるんですね。お、重い・・・・
(;^ω^)
ま、いっか!
綺麗なしゃくなげをゲットして熊まつりを締めくくりました。
当たっただけで、なぜか超嬉しい!!!!
次は毛皮を当てるぜ!
GWはぜひ「熊まつり」においで
「小玉川熊まつり」
開催場所:山形県西置賜郡小国町小玉川564−1
開催日時:毎年5月4日(前後)10:00~
GW期間中(それも真っ只中)なので、なかなかこのお祭り狙いで遊びに来る人もいないでしょうが、ちょっといつもと違う連休にしたいYOUは来ちゃいなよ!
ちなみに私は今までに3回参加しています。
ありきたりのレジャースポットに飽きてしまった方にはおススメです。
かなり山深いところなので、ちょっとした冒険気分が味わえますよ。
(^o^)/
以上、私の大好きな「小玉川熊まつり」のご紹介でした♪