キラーワード「それ深いねぇ」っていう決めゼリフは便利だけれど諸刃の剣

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こんにちは、バキ子@bakikomanです。

我が家ではたまに夕飯のあと、

夫婦で真面目に語り合うことがあります。

語り合うというか、座談会みたいな雰囲気で

お互いの意見を交換するのです。

ニュースのトピックや生活に関する大事な話もするんですが、

どっちかというと夫のトリビアというか趣味の話が多いんですね。

夫が私にとってはどーでもいいことを話し出すので

私はそれに付き合う感じ。

主に夫が話したいだけ話したら、

私がそれに対する意見を言ったりします。

なぁんで男って「トンデモ話」や「男のロマン」的なこと語りたがるのかな?

太陽風だプラズマだアトランティスだーUFOだと、

夫は夢見る小学生のようです。

いい子だからひとりでムー でも読んでな。

とにかくまぁ、雑多なネタをどこかで仕入れて私に聞かせてくれます。

・・・・ちゃんと仕事してんのかしら?

 火星移住計画の話とかされてもねぇ・・・・知らんよアタイは。

宇宙なんか頼まれたって行かねーし。

まあ面白いからいいんですけどね。


それはともかく、そういう話を長々していると、

どこかで必ず出てくるキーワードがあります。

夫  :○○○ってどう思う?

私  :そうだね・・・・×××ってことなんじゃないかな?

夫  :あ~なるほど、深いねぇ・・・・じゃあ△△△ってことでもあるよね?

私  :あー、それ鋭いかも!ふうむ・・・・深いねぇ・・・・

コレです。

「深いねぇ・・・・」

このセリフ、最近ツボですw

いやね。

ちょっと都合よく使いすぎちゃって、

逆に「浅い感想」に聞こえちゃうのです。

自分でも癖になってて、口からぽろっと出ると

「やばっ、言っちゃった!」

って笑ってしまいます。

これって我が家じゃなくってもよく聞くし

「深いねぇ・・・・」

のマイブームが来ているので少し話題にしてみたいと思います。




あいづちに困ったらとりあえず「深い」って言っとけばなんか大丈夫な感じになる

「なるほど、それ深い話だねぇ・・・・」

って言われると、相手は気分いいんですよね。

皆さんも知らず知らず使ってませんか?

あるいは言われたことありませんか?

同僚やお友達と飲みに行ったりしたときに。

言われたほうには、こんな心理効果があると思われます。

① あ、俺いまけっこういいこと言えたんだなァ!

② こいつ、ちゃんと俺の話を聞いてくれてるなァ!

③ これが「深い」だなんて、こいつセンスあるなァ!

  俺と同じくらいなァ!

見事なワンポイント効果。

この一言が入るだけで、マイナスなことにはなりにくいですよね。

自分も相手もアゲられて、ウィンウィンな関係です。

なにこれ、超便利じゃん。

て思ってました。

便利なワードは諸刃の剣だった!

がっ!

このワード、誰が使いだしたかわかりませんが、

巷間に溢れてくるとちょっと効果が薄れてきます。

コモディティ化するというか、陳腐化してしまいます。

陳腐化するとどうなるか → ウケるワードになる

ちょっと多用してしまうと、敏感な人はすぐに気づきます。

そして給湯室でこんな会話が聞こえてくる・・・・

「あいつさぁ、さっきまた部長に『深いですねぇ・・・・』つってたよ(笑)」

「あ、私、今日3回聞いたー(笑)」

「ほかにボキャねーのかよって感じ(笑)」

「あいつ今日から『フカイさん』って呼ぼうぜ」

「きゃはははは」

いやあああ!!

 ( ゚Д゚)

その陰口やめてぇーっ!

ざっくり傷つくからやめてぇーっ!

海に捨ててぇーーーー!!

ハア・・・・ハア・・・・ (-_-;)

あーもう・・・・日本語って怖いですねっ!

  「深い」ってセリフはあんまり使うと自分の浅さがバレちゃう

とりあえず結論。

 「深いね・・・・」ってセリフは

ややもすると自分の浅さがバレちゃう

ので多用しないほうがいいですよ、ということです。

便利な言葉だけど、そればっかりだと話聞いてないように思われちゃうかも知れないし。

あ、ほんとうに「深い!」って思ってる時は別ですよ!?

そういう時にはとても使えるキラーワードです。

大事なのは使いどころですね。

どうすれば上手に会話に滑り込ませられるのでしょう・・・・

一回の飲み会で、一回だけ使うとか?

初対面の人と話すとき、キメに一度だけ使うとか?

うーん、用法についてはまだ研究が必要なようですね。

とにかく多用はキケンです。

私はそのセリフ、ちょっともう笑っちゃうもの

 ( ^ω^)

以上!




コメント

  1. 言葉の量化と数の言葉の量化 より:

    ≪…「なるほど、それ深い話だねぇ・・・・」…≫で、自然数の絵本を、
    「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー)