赤ちゃんに
絵本の読み聞かせ
してますか?
赤ちゃん~幼児期の絵本タイムは、親子のコミュニケーションの重要な機会にもなりますので、できるだけ時間を割いて読んであげたいですよね。
でも家事や仕事で忙しいお父さんお母さんには、
なかなか絵本を選んでいる時間もありません。
特に共働きの家庭ではなおさらです。
そこで忙しいパパ・ママに向けて、子どもが夢中になって聴いてくれる鉄板の絵本を選んでみました。
(すべて実際に赤ちゃんに読み聞かせてみた上でのレビューです)
今回は0歳児におすすめの絵本・ベスト12選!
もしかしたら
「あ、子供の頃読んだことある!」
という懐かしい絵本もあるかもしれませんね。
自分が好きだった絵本を
お子さんに読んであげるというのもきっと楽しいはず。
それでは
【0歳児向け】の読み聞かせ絵本
のおすすめランキングをどうぞ!
目次
第12位 いいおかお
『松谷みよ子のあかちゃん絵本』というシリーズの一冊で、『いないいないばあ』と並んで日本ではナンバーワンの人気を誇るロングセラー。
ふうちゃんが ひとりで いいおかおを していました
そこへ いいおかお みせてって ねこがきました にゃー
「いいおかおみせて」っていうセリフが繰り返されるんですが、これがイイ!
実際に読み聞かせてみましたが、
定評どおり赤ちゃんの食いつきはいいです!
ちなみにウチの子は『いないいないばあ』はあまりハマらなかったようで、『いいおかお』のほうに強く反応していました。赤ちゃんによって好みの違いはあるようですね。
この2冊を含めた3巻セットがお得。
はじめての読み聞かせに最適です。
第11位 にーっこり
本屋さんで思わず手に取って読んでしまった可愛い絵柄。
サッと一読して、即購入を決めました。
いろんな「にっこり笑顔」が画面いっぱいに広がるので、読んでいて楽しくなる。
赤ちゃんの笑顔の訓練にもいいと思います。
どちらかというと、大人の側が「読んであげたい」と強く思ってしまう感じでしょうか。
シリーズで3冊セットもあります。
いしづちひろさんの優しい絵柄にハマったらぜひ。
第10位 こぐまちゃんおはよう
こぐま社の人気シリーズ『こぐまちゃん』の中の一冊。
シンプルな絵柄と目を引きやすい絶妙な色使い。
ディック・ブルーナの『うさこちゃんシリーズ』と比較されることがありますが、うさこちゃん(ミッフィー)よりも内容は分かりやすいし、もっとシンプル。子どもにとっても身近なおもちゃやご飯などが題材になっているので、興味を持ちやすいのだと思います。
同シリーズの『しろくまちゃんのほっとけーき』も評判のいい絵本ですね。
新生児にはまだ早い、という意見もあるかもしれませんが、ウチの子は生後2か月目から熱心に見入っていました。内容をすぐには理解しなくても、赤ちゃんは見えないところでどんどん吸収している生き物。多少文章が多くてもぜんぜん大丈夫、楽しんでくれます。
第9位 くっついた
こちらもこぐま社の名作絵本。
赤ちゃんとお母さんの連帯感を増幅させるナイスな一冊です。
読み手の演技力がけっこう大事なので、ぜひ情感を込めてオーバーリアクション気味に読んであげましょう。「くっついた」というセリフの時は、実際に赤ちゃんとピタッと顔をくっつけて読むと子どもが喜んでくれます。
赤ちゃんだけでなく、
お母さんのメンタル作りにも最適。
自然と子どもをぎゅっとしたくなる心温まる優れた絵本です!!
第8位 あかあかくろくろ
この表紙のインパクト!!
赤ちゃんが凝視するスバラシイ表紙絵です。
大人気の『いっしょにあそぼ』シリーズの一冊で、名作『しましまぐるぐる』『ぶんぶんきいろ』等の兄弟本。
原色の黒と赤が絶妙な具合で配置されていて、赤ちゃんの興味を嫌が応にもかきたてる見事な絵本です。タイトルにもあるように「赤」と「黒」という色を覚えることに重きを置いています。
絵のイメージだけで構成されている絵本なので物語性は皆無なんですが、0歳の心を掴むポイントがいっぱい詰まっているんですよね。これもはじめての絵本に最適です。
第7位 おでかけばいばい
これも絵のインパクトが凄いです。
鳥さんやかえるさんが赤ちゃんを連れておでかけするだけの絵本なんですが、いろんな擬音が出てきて楽しい、音感も楽しめる内容。
なんかこう、リアルなんですよねぇ・・・・
実際に動き出しそうな不思議な絵柄。
赤ちゃんの好きな<繰り返し>で構成されていて、集中力の無い子供でも飽きさせません。
「次に何が来るのかな?」と期待させてくれます。
中毒性がある絵本なので、「読んで」と子どもがせがんで来るのは覚悟しましょう。
ウチの甥っ子が小さい時に、何度も朗読させられた思い出がありますw
第6位 ちいさなうさこちゃん
みんな大好きディック・ブルーナのミッフィー!!
日本では「うさこちゃん」もしくは「ミッフィー」という愛称ですが、
オランダ本国では「ナインチェ」っていうんですよね。
できれば統一して欲しいところですがw
なんといっても子どもが釘付けになる
はっきりしたデザインが素晴らしい!
こういう原色だけで構成された色使いを子どもの絵本として考案したのはブルーナの大きな功績。日本の名作絵本『ノンタンシリーズ』や『こぐまちゃんシリーズ』もブルーナ作品の影響下にあるのは明白ですし、後続の絵本作家のお手本となる手法になっていると思います。
子どもが集中するんですよ、この分かりやすい絵柄!!
「うさこちゃん」シリーズは、ここで取り上げているほかの作品より年長者向け(1歳から3歳向け)の絵本ですが、0歳に読んであげてもぜんぜん大丈夫でした。長く読んであげられる絵本シリーズなので一家でひと揃え欲しいところです。
ブルーナの絵本は部屋に飾っておいてもお洒落ですね。
さすが、絵本作家兼デザイナーだけあります。
第5位 もいもい
0歳の初期でも驚異の食いつき度!!
その名も『もいもい』という絵本です。
だまされたと思って読んであげて欲しい一冊。
生まれて間もない赤ちゃんが絵を見た瞬間、釘付けになります。
なんでかは分かりません!
実際に赤ちゃんの反応を研究しながら試作を重ねていったという裏付けのある絵本なので、なにか科学的に赤ちゃんの琴線に触れるものを見つけたデザインってことなのでしょう。
赤ちゃんには赤ちゃんにしか分からない感性があるんでしょうね。
ぶっちゃけ、大人が読んでもシュールすぎて面白くはありません。
意味不明なカオスな絵本なのでその点はご注意くださいw
(;・∀・)
ただ、赤ちゃんは激しく反応します。
出産祝いにプレゼントする、というのもアリだと思います。
第4位 がたん ごとん がたん ごとん
脱力系イラストレーター・安西水丸さんの傑作子ども絵本。
短い絵本ですが、赤ちゃんが超喜びます!
黒い機関車(貨物列車?)が走ってきて、いろんなものを乗せていきます。
ただそれだけの絵本だけど、なぜか楽しい。
哺乳瓶が「のせてくださーい」。
がたんごとん。
コップとスプーンが「のせてくださーい」。
がたんごとん。
ある意味シュール!
(;^ω^)
このリズムですね、面白さの秘密は。
がたんごとん、と列車は淡々と進むのみ。そして仲間が増えていく。
子ども絵本のひとつの定番として<繰り返し>の手法がありますが、仲間がどんどん増えていく、というのは普遍的な面白さなのかもしれません。
少年漫画やスポコン漫画だって、言ってみれば同じ手法ですよね。仲間や友達が増えるたびに楽しくなる、内容が深まる、という黄金パターンと同じ構造かも知れません。
さっき出てきたアイツが乗っている!
と子どもが絵の中から見つけて喜ぶんですよね。
単純ですが、乳児が繰り返し楽しんでくれる名作絵本です!
第3位 ちっちゃな おさかなちゃん
世界中で愛されている『おさかなちゃんシリーズ』の最初の一冊。
見事に赤ちゃんの目を引く色づかいになっていて、
読んであげると食いつき度合いがスゴイです。
赤ちゃんは黒・白・赤などのはっきりした原色に強く惹かれる傾向があるので、背景の「黒」とおさかなちゃんの「白」はベストマッチなのだと思われます。
セリフは若干多いほうですが、0才でも大丈夫。
はじめての絵本でもいいと思います。
ほかにもシリーズで何冊も出ているので、お子さんが気に入ったようなら揃えてみるのもいいかも知れません。
第2位 きんぎょがにげた
日本が世界に誇る絵本作家・五味太郎さんの不朽の名作。
対象年齢は2才~4才、となっていますが、0才でも釘付けになります。
全ページが非常にカラフルなので、赤ちゃんにはかなり刺激的なのでしょう。
逃げた金魚がページの中に隠れていて、
それを読んでいる子どもが探す、参加型の絵本です。
色づかいが素晴らしく、年齢を問わず見ていられます。
そういう意味ではアート作品としても一級品だと思います。
私自身も子供の頃に繰り返し読んでいた記憶があります。
パッと見、金魚が見つけられないので繰り返し楽しめるんですよね。
意外と大人でも金魚が見つけづらいという・・・・
(;^ω^)
第1位 しましまぐるぐる
0歳児におすすめの絵本、第1位はコレ!
我が家のヘビロテ絵本だった
『しましまぐるぐる』です!
この絵本はマジすごいので試して頂きたいですねぇ~
詳しくはこちらの記事でレビューしていますので、
ご一読いただくと幸いです!
ウチの子の食いつき度合いをご覧くださいw
いちばんすごいのは何度読んでも興奮してくれるという驚異の耐久力ですね。絵本って何度も読み聞かせていると赤ちゃんが飽きちゃう場合があるんですが、これに関しては繰り返し読んでも初見のように大興奮してくれます。
鉄板のおススメ絵本です。
絵本の「読み聞かせ」は幼児の学習時間
いかがでしたか?
あなたが「子どもに読んであげたいな」
と思える本はありましたでしょうか。
小さなお子さん(0歳児)にどんな本を読んであげようかまだ迷っていたら、
ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
乳児のころから絵本の読み聞かせをするのは、
保護者の重要な仕事のひとつです。
子どもは絵本を読んでもらうことが大好き。
まだ自分で読めないころから絵本通じて言語を習得し、
物の道理を学習し、
情緒を獲得していきます。
子どもにとっての大事な学習時間だと捉えて、
積極的に絵本を読んであげたいものです。
以上、0歳から1歳向けの「読み聞かせたい絵本」鉄板ベスト10でした!
関連記事:
本が苦手な子どもに!読みやすい児童文学の名作ランキングベスト10
赤ちゃんの写真の整理と保管どうしてる?画像保存ツール・ストレージまとめ