おすすめランキング!【世界が終わっちゃうよ系漫画】トップ3

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こんにちは、バキ子です。

私はマンガやアニメ大好きっ子ですので他の方のブログなどで感想やレビューを読むのが大好きです。それを参考にして漫画を買ったりもよくします。

いいなぁ、こういう記事書いてて楽しいんだろな!

とずっと思っていたので自分もやっちゃいます!

今回は

【世界が終わっちゃうよ系マンガ】

の個人的おすすめトップ3を選んでみました!

「世界が終わっちゃうよ系」と言うとなんだかよくわからないですが、

とにかく終末感が凄いマンガ

ということです。

そんじゃカウントダウンだ!




 第3位「なるたる」 鬼頭莫宏

なるたる(1) (アフタヌーンコミックス)

内容紹介

星が、その子を導く――。今年小学校6年生の玉依(たまい)シイナが島で出会った、人の認識外のモノたち・乙姫、成竜、そしてホシ丸。シイナの日常が今、ゆっくりと、しかし確実に変わりだす。少年少女が織り成す、地球的スケールの物語が始まった!!

SF大作「ぼくらの 」でブレイクした鬼頭莫宏先生の初期の大作。

かわいい女の子「シイナ」が主人公で、

登場するキャラも美少女盛りだくさんなんですが、

ガッチガチの

ダークファンタジーです。

SF要素もたっぷりあります。

わー、楽しそうな冒険活劇かな!?

甘酸っぱい恋愛要素とかあるのかな!?

と思って読み始めたら、

大変なしっぺ返しをくらいました。

( ;∀;) トラウマ必至。

詳しくは・・・・

最終巻まで読んでください!!

としか言いようがない!

この作品、連載時期的にも「セカイ系」に分類されることが多いのですが、

私はそれにはちょっと異論があります。

「セカイ系」と一言で済ませてしまえるほどカンタンな構図ではなく、

複雑な人間関係や細やかな感情が絡み合う、非常に繊細なストーリーです。

そしてまったく先が読めない。

読者はいったいどこに向かっているのか、途中で完全に見失います。

(;^ω^)

あらゆるセオリーを簡単に裏切っていく見事な鬱展開、

力強いドライブ感が快感になってきますね。

絵柄がまた、何とも言えずエロティックで好きです。

女の子・男の子はもちろんのこと、

シイナのしょぼくれたお父さんでさえエロスを感じます。

鬼頭先生の作品はピンポイントで私のツボを押してくるのでなかなか止められません。

中毒性の強い作家さんですよね!

なにかもちがってますか 」もおススメ。

かなりキツイ内容ですが、「正義とはなにか」考えさせられます。

10代の内面のリアルを描かせると凄いです、鬼頭莫宏。

第2位「なぎさにて」 新井英樹

なぎさにて(1) (ビッグコミックス)

内容紹介

人類は滅亡するために生まれてきたのか――――!?

主人公・杉浦渚はどこにでもいる普通の女子高校生。
杉浦一家もどこにでもいる普通の家族。

ただし、取り巻く世界は確実におかしくなっていた。
2011年に人類発祥の地・ケープタウンに不思議な木が生えたときから…

突如として世界各地に生え始める不思議な木…
強制的に「世界の終わり」を意識させられる人類…
刹那的な享楽にふける人…全てを諦め投げやりな生き方を選ぶ人…

全てが急速に変わり始めた世界の中で、
変わらないことを選び絶望に挑む、
家族の物語がここに開幕!!

これも終末感が凄いです。

脳天カチ割られる内容で、新井先生あいかわらずのぶっ飛んだ

人間賛歌が大爆発!

東日本大震災後のカリカチュアともとれる、

いつ終わってもおかしくない日常。

その中で生きる少女と家族のリアルな心情がヒリヒリと伝わってきます。

私たちだって、ハッキリ言ってこういう状態のもとに生きてるんですよね。

ゲンパツなんていつぽぽぽぽーんってなってもおかしくないわけでね。

いやマジで。

平和な日常なんて簡単に崩れていくことを今の私たちは知っているんだし、

そのことを忘れちゃいけないな、

よし、楽しく生きよう!とこれを読んで感じました。

今日もライフは満タンだぜ!

新井英樹流の「幸福論」とも取れそうな気がします。

まだ完結していないのでどうなるのかわかりませんが、

2巻まで読んだ時点では「これは希望の話なんじゃないだろうか」

という印象を受けました。

続きが気になって仕方ない!!

第1位「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」 浅野いにお

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(1) (ビッグコミックス)

内容紹介

3年前の8月31日。
突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、
この世界は終わりを迎えるかにみえた――

その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、
大きな円盤が空に浮かぶ世界は
今日も変わらず廻り続ける。

小山門出(こやまかどで)、
中川凰蘭(なかがわおうらん)、
2人の女子高生は
終わりを迎えなかった世界で
青春時代を通行中!

『ソラニン』『おやすみプンプン』の
浅野いにお最新作!
2人の少女のデストピア青春日常譜、開幕。

今、私が一番注目している漫画です。

読んでるとコーフンが凄いッス。

鼻息がフンフン荒くなります。

浅野いにお先生の漫画は正直、あんまり好みではなかったんですけど

(ファンの人スイマセン)

この「デデデ」には参りました。すごくハマってます。

「もうすぐ終わってしまうかもしれない日常」というテーマ、昔から好きなんですけど、この「デデデ」はどうやら破滅は免れないようなんですね。主人公の門出ちゃんのモノローグを読むと、もうすぐ世界が(自分たちの命も)終わることが決まっている。

その僅かな時間の中で青春を謳歌する女の子たちが、

とても眩しくて哀しい。

うまく言葉では言い表せないんですよね、

郷愁のような、共感のような、せつない気持ちになります。

設定の終末感も「ちょうどいい」んですよね。

「あれ、私たち、危険なのか?どうなんだ?」

「もしかして大丈夫なんじゃね?」

「でもなんか怖いね・・・・」

この感覚、私たち日本人もまさに感じ続けていますよね。

「なんか怖い」けど自分じゃどうにもできない漠然とした不安。

もうずいぶん慣れっこになってしまいましたが、

慣れちゃいけないんだよなぁ。

あとは、今回の浅野いにお作品、

絵が凄いですねっ!!

緻密な書き込み、アナログとデジタルの中間くらいの風景がたまらないです。

ゾクゾクしますねー

ていうかね、

おんたんの可愛さは異常だろ。

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よくこんなキャラ生み出したな!

でもかわいいよ!

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作者の浅野先生が何かのインタビューで、

今作の女の子たちのフェチ(ごんぶと眉毛、よだれ、鼻水)は、

読者に引かれるかギリギリのところで心配だ、という趣旨のことを語っていましたが、

私はぜんぜんアリだと思いますよ。

(*^▽^*)

破滅が待っているとは思えない、思いたくない愉快な女の子たちのお話ですが、

終わりは必ずやってくる・・・・

辛すぎるけど、読み通します。

皆様も是非!