こんにちは、バキ子@bakikomanです。
漫画家のせきやてつじ先生の「火線上のハテルマ」にハマっています。
これは面白い!
スパイものや重厚な社会派サスペンス映画が好きな方にはおすすめ。
「火線上のハテルマ」あらすじ
せきやてつじと言えば、熱血イタリア料理漫画「バンビ~ノ!」がむちゃくちゃ面白かったことで覚えていたんですが、今やっている新作も実に面白いですね~!
(^o^)/
失態を犯し、警察官を辞職した孤独な青年・梶恭司。
人を守れなかった悔恨に苛まれ、逃れるようにやってきたLA……
偶然出逢った謎の日本人青年・波照間猛に
「ここはお前のような羊の来る場所じゃない」と一蹴される。
やがて、事件が起きる。
その事件が、梶と波照間を結びつける大きな転機となっていく。
その事件とは?そして謎多き波照間の正体は?
世界を駆け巡る大いなる冒険譚が始まろうとしていた……!
ひと言で言うと、要人警護のボディーガードチームを描いたお話。
「エンパイア・スクワッド」という要人警護のプロフェッショナル集団の中にド素人の主人公・梶が飛び込んでいくことで物語は始まります。
ですが連載が進むごとにどんどん話が大きくなっていって、しまいには「第三次世界大戦を防ぐために暗躍する」みたいな大風呂敷にまで発展します。
でもキャラクターが分かりやすいのと物語の進め方が丁寧なお陰で、あまり戦争モノや社会派アクションに馴染みのない人でもハマりやすいはず。
元警察官だが過去の事件が原因で現在失職中の生真面目な青年・梶と、修羅場を潜り抜けてきた雰囲気を持つ凄腕のボディーガード「ハテルマ」の師弟関係?を中心に描いていますが、この「ハテルマ」が強くて謎めいていてカッコいい。
<出典:火線上のハテルマ 4巻より>
はじめは頼りない梶が、プロフェッショナルとして成長していく姿にも胸が熱くなります。
<出典:火線上のハテルマ 1巻より>
最強の護衛チーム「エンパイア・スクワッド」が世界を飛び回る!
ロサンゼルス、パリ、ロンドン、内戦真っ只中のシリア・・・・世界各地で要人警護をしつつ、でも結局ひとつひとつの事件に深く関わって解決までしてしまう、超TUEEE「エンパイア・スクワッド」のメンバーたち。
メンバーは梶とハテルマの二人以外はほぼ外国人ですが、キャラクターの一人一人に独特のクセや人間味があって凄く魅力的。
<出典:火線上のハテルマ 2巻より>
少年漫画のような切実で熱いセリフがたまらない!
バンビ~ノ!でもそうでしたが、せきやてつじ先生の漫画は、どんなに沢山登場人物が出てきてもキャラクター造形が細かくて見事ですよね・・・・
そして主人公にとても感情移入しやすい熱量のあるセリフの数々!
<出典:火線上のハテルマ 1巻より>
リアルなガジェットや派手なアクションに彩られているけど、
基本的なスタイルは「熱血少年漫画」なんですよね。
分かりやすいんです。
そこがとても魅力的な漫画家さんです。
手に汗握るアクションと、緻密で納得感のある設定、そしてシビアな現実の苦み・・・・
人身売買組織に潜入する「パリ編」やジェノサイドが日常化している「シリア編」などは涙無しには読めないです。
というわけで熱血社会派アクション漫画「火線上のハテルマ」についてでした!
めちゃくちゃ面白いので未読の方はぜひ読んでみてください!
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