震災経験者が厳選!1か月生き抜くための使える防災グッズ12選【インフラ停止時】

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震災経験者が選ぶ、

備えておくべき防災グッズをご紹介!

各種インフラが止まってしまった時、とりあえず一か月くらい生きていくのに最低限必要な備えを厳選してみたので、いざという時のためにご参考ください。




東日本大震災の当時の自分の状況

東日本大震災の当日、私は実家の近くの仙台市にいました。

午後2時46分。

あのとんでもない揺れに襲われました。

(戦時中の空襲そっくりだった、とおばあちゃんが言っていました)

幸い自分自身にケガは無かったのですが、街中がパニック状態。

ラジオからは耳を疑うような津波被害の情報が流れてきます。

携帯の電波も繋がらず、もう仕事どころではありません。

急いで実家に戻り、

まずは 食料や飲み水の確保 を最優先に行動しました。

それから数カ月、ある程度平穏な日常が回復するまでの日々は、今でも克明に思い出すことが出来ます。何を食べて、何を考え、どんなことに苦労し、どんなふうに過ごしていたか・・・・とにかく中身の濃い毎日でした。

たぶん、一生忘れることはないでしょう。

同レベルかそれ以上の災害が、今後起こる可能性も否定できません。

今回は、震災直後に

「これを準備しておけばよかった!」

と痛感した経験をもとに、

絶対持っておくべき、備えておくべき必携グッズを厳選してみました。

あまりに過度な備蓄は家計の負担になりますし、維持するのも大変ですが、まったく準備しない、というのも考えものです。

少なくとも、自分と家族・同居人などがしばらく生きていける程度の備えはしておいた方がいいと思いますので参考にしてみてください。

1.煮炊き道具(火おこしグッズ・燃焼資材など)

震災の直後、宮城県全域では各種インフラが死に絶えました。

電気が止まり、都市ガスも停止、水も震災当日は出ていたのですが(貯水タンクに残っていた分だと思います)、次の日には完全に出なくなりました。

私の実家はたまたまプロパンだったので、ガスが使えました。おかげで煮炊きは出来たのでかなり助かりましたが、都市ガスのお家の人はとにかく火の確保に苦労していたようです。

そこで、キャンプ道具などの簡易的なものでいいので、

火をおこす道具や煮炊きするための器具は必ず準備しておくことをおすすめします。

たとえば携帯用のカセットコンロと、ガスボンベ。

いちばんかさばらないのはコレですね。

ただし、ガスボンベは長持ちしません。

私の経験上、大事に使っても4、5日で一本使い切ってしまいます。

できれば替えのボンベを6本以上は保管しておきたいところですね。

長丁場のサバイバルに向いているのは、なんといっても野外でのバーベキュー道具。値段もお手頃なものが豊富にあるので、どのメーカーのものでもいいので一式揃えておくべきです。

たとえばコールマンのバーベキュー用コンロセット。

持っておくと、被災生活の予習がてら、デイキャンプも楽しめますw 

こういう屋外で使える食器セットも一式あると安心です。

最低でも焚き火台(ファイアーピット)と鉄網くらいは欲しいところですね。

道具にこだわるなら、なんといってもスノーピークの焚き火台がおすすめ!

通なアウトドア好きには鉄板のアイテムですよね。

値段は高いですけど、丈夫で長持ちします。

なにより持っているとステイタス感が凄いです。

スノーピークの焚き火台は大・中・小とサイズがいろいろありますが、できれば大きいのを持っていた方がなにかと使い出があります。「大は小を兼ねる」というヤツ。

さらに着火するための器具。

もちろんチャッカマンは基本アイテム。

100円ライターなども数本保管しておくと意外と便利です。

着火剤もあると着火が早いので必ず持っておきましょう。

最近はジェルタイプのもあって、これなんか火のつきが良かったですね。

新聞紙などの燃えやすい紙類も、着火剤として非常に使えます。

新聞紙ってアマゾンで資材として売ってるんですねW 驚きました。

さらにさらに、燃焼に使う薪や炭。

薪はかさばるし、長期間保存していると湿気ってしまうので上級者向けですね。

バーベキュー用の炭のほうが使いやすいでしょう。

火のついた炭や薪を触るためのトングも必需品です。持っていない人は、アウトドア用品店に行ってデイキャンプセットをひと揃え買っておくのがいいと思います。

2.飲料水

火の備えができたら、次は当然、水ですね。

「飲み水くらいなんとかなるだろ」

と思っていると痛い目を見ます。

飲み水って、インフラが止まってしまうとほんとに手に入りにくいんですよ。

東日本大震災の時も、行政の給水車がやってくるまで一週間くらいかかったと記憶しています。面倒かも知れませんが、備えておくべき重要な物資です。

まずは災害対策用の備え水(ペットボトル)を準備。

こういう防災対策用の飲料水ってけっこう長持ちしますが、消費期限があるので定期的に入れ替えて新しいのを補充しておきたいですね。

貯水用の清潔なポリタンクも、安いので買っておきましょう。

これは意外と持っていない人が多いので必携です。

このアイリスオーヤマの貯水タンクは平常時はたたんでおけますよ。

場所を取らなくて済みますね。

3.携帯用の調理道具(鍋・フライパン・ケトル)

火と水だけあっても暖かい食事は出来ませんから、調理道具も必要ですよね。

自宅に鍋やフライパンが無い人は滅多にいないでしょうが、リュックなどに入れて持ち運べる小型の調理鍋などがあるとベストです。

お洒落で丈夫なのは、やはりスノーピーク。

これなんかシンプルで場所もとらないし、いい感じです。

 
 
 

4.食料(非常食)

防災グッズといえば、真っ先に頭に浮かぶのは食料ですよね。

まずは煮炊きができなくても口にできるものは必需品です。

どのくらい備えておくべきかは人それぞれの判断ですが、最低でも乾パンは一人一缶、缶詰10個程度は備蓄が欲しいところです。

缶詰は肉・魚・フルーツ系など、

食べ飽きないような揃え方を考えるとなお良しですね。

震災当時にコレがあったらどんなに嬉しかったか・・・・

(>_<)

今は多種多様な非常食があるので、口に合いそうなものを探してみるのも面白いと思います。

このセットなんか、種類が豊富で美味しそう。ビスコまでついてるw

それから被災が長引いてくると、お茶やコーヒーが飲めない、というのも意外とストレスになります。ティーバックやインスタント・コーヒー等、お湯さえあれば簡単に飲めるものは必ずストックしておきたいところです。

嗜好品があると、心にも余裕ができます。

あると無いでは気分がぜんぜん違うんですよね・・・・

5.ウェットシート/ウェットティッシュ

大きい地震のあとは、まず家の中の整理からはじまります。

私の実家ではモノが散乱して足の踏み場も無い状態でした。

家の中もホコリっぽくなり、ハウスダストがひどかったです。

食器の破片が散乱したり、冷蔵庫から水がしみ出したり、ビンから液体が漏れたり、けっこう掃除が大変でしたね・・・・

でも電気も使えないし、当然、掃除機も使えません。

水も貴重なので雑巾がけもためらってしまいます。

となると、フローリング清掃用のウェットシートが超便利。

被災中は本当によく使いました。

汎用のウェットテッシュも必ず2・3箱ストックしておきましょう。

使った食器を拭いたり、体を拭いたりと大活躍です。

震災後はお風呂に入れない期間もかなり長かったので(私も2か月くらい風呂ナシ生活)、ウェットティッシュが頼みの綱でした。

女性は特に匂いが気になると思うので、

体を拭くシャワーシートあると便利そうですね~

6.使い捨てカイロ

温かい時期に災害が起こるとは限りません。

なので暖をとるための備えも欲しいところです。

たとえ家の中で被災生活したとしても、電気やガスが無ければ冬はやっぱ寒い!

地味に嬉しいのは使い捨てカイロですよ・・・・

私の場合は実家の父がなぜか箱買いしていたので、カイロ使い放題でしたね。

(東日本大震災は3月11日で、東北はまだ雪が降って寒かった・・・)

7.ソーラー充電器

2011年の東日本大震災の時は、場所にもよりますが、電気が復旧するまで3日~7日程度はかかったと記憶しています。(震災被害のひどかった沿岸部は除く)

仙台市近郊は割と復旧が早かった印象ですが、それでも数日は電気無しの生活でした。

場所によっては何か月も電気無しの生活を強いられた方も大勢いらっしゃいます。

今後の災害を想定する時、何か月も電気が復旧しないという状況も考えられますので、太陽光で充電できるソーラーパネルは持っておきたいですね。

コタツなどを連続使用するのは無理かもしれませんが、24ワットくらいなら、スマホやタブレットは十分対応可能。余裕の畜電力です。

こういう小型のソーラーパネル、2011年の震災時にはこんな手軽に出回ってなかったと思います。テクノロジーの進化で被災生活も変わりますね!

あると何かと便利なのでおすすめです。

8.照明機器(懐中電灯・ランタンなど)

電気が止まってしまった時、灯りは重要です。

灯りが無い夜というのは想像以上に真っ暗なので、何日も続くと気が滅入ってきます。

懐中電灯やランタンは、できれば2つ以上は持っていたいところ。

特にジェントスのランタンは光量がすごいので一つあるとだいぶ明るいです。

おすすめなのは一方向と全方向の2WAYで使えるランタン兼懐中電灯。

ついでに、大きなロウソクが一つあると長持ちするので使えますよ。

懐中電灯は電池が勿体ないので、震災の直後はロウソクをよく使いました。

9.鉈(なた)

木の枝を払ったり、薪を割ったり、邪魔な布を裂いたり、 意外と何かを切断する・ちょん切る道具が欲しい時があります。

家庭用の包丁だと、ちょっと太い木材や木の枝などは切断できませんので、太めの刃物がひとつあると便利なんですよね。

斧があれば一番なんでしょうけど、さすがにちょっと大げさなので鉈(なた)くらいがちょうどいいと思います。

あと、あまり考えたくはないけれど、護身用の武器としても使えますねw

サバイバルナイフでもいいかも知れませんが、

扱いに慣れていないとちょっと危険な感じ。

10.寝袋

寝袋は寝具としてだけでなく、広げるとクッションや座布団の代わりになるのでおすすめ。

家の布団で寝られる環境ならそれに越したことは無いんですが、避難所などでしばらく過ごすことになった場合は寝袋が欲しいところですね。

避難所でも、支給する毛布が足りない、なんてことも普通にありましたからね・・・・

欲を言えばテントも持っておきたいところですが。

ちょっとかさばるので、我が家でもまだ買ってませんw

11.ビニールシート

例えば家の窓ガラスが割れてしまい、雨風が入り込んでくる場合があります。

そんなときに使えるのはビニールシート。

耐水性があるので半永久的に雨風を凌げます。

四隅に紐が通せるようになっているものが使い勝手が良くておススメです。

12.粘着テープ(ガムテープ等)

粘着テープなども、応急的に目張りが出来るので、いざという時にかなり助かります。

家の壁にひびが入ってすき間風が入る時とかね。

ガラスのひび割れなども、小規模ならば粘着テープで当面は凌げます。

防災グッズは備えておいて損はありません!

地震や大雨などの自然災害は、いつ誰の身の上に降りかかるか分かりません。

災害時を想定し、最低限の備えは必ず整えておきましょう。

最後にサバイバル教本の名著を紹介します。

これはまさに、一家に一冊ですよ。

地震・大雨・異常気象・紛争・食料危機・・・・

どんな危機的状況にも使えるサバイバルの実践テクニックが満載です。

緊急救護の方法や、野草の食べ方など幅広い情報が載っています。

こちらもおススメ。

いざとなったら頼りになる知識・生き残るための技術が詰まっているので、こういうサバイバル本は一冊は持っておきたいですね。

今回紹介した防災グッズで、いざ災害に見舞われた時に、少しでも被災者方の心労や負担が減ることを願っています。

以上、震災経験者が選ぶ、使える防災グッズ12選でした!