仮想通貨で「億り人」になったらどうする?それって幸せ?真面目に考えた。

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仮想通貨取引をしていると、

最近「億り人」という言葉をよく耳にします。

ようするに仮想通貨や株などの価格上昇で

「億単位の利益を出した人」のことですよね。

実際に「億ってる」人をSNSやネット上で見かけるし、

それなりの金額を原資として突っ込んでいれば

あり得ない話じゃないよね、と思います。

夢の不労所得生活、経済的自由、

ウッハウハの人生パーリナイ!!

といったところでしょうか。

この先、絶対あり得ない話でもないので、

(投資中の仮想通貨がガツガツ上がってます)

私も試しに自分が「億り人」になった時のことを想像してみました。

ウッハウハの人生パーリナイ!!

な生活が私にもやってくるのでしょうか???

・・・・

・・・・

・・・・本当にそうかなー?

(;´・ω・)

ちょっと懐疑的。

お金に不自由しなくなったら、

人ってどんなふうに生活して、

何を求めて生きるんでしょうね?

ということをマジメに考え出したので、このなんだかモヤモヤした気持ちを文章化してみます。




「ついに億った!」ってなったらみんなどうする?

ここでクエスチョン。

あなたが今、

25歳・独身だったとします。

突然「億って」大金持ちになり、

もう一生働かなくていいくらいの

現金を手にしたならどうします?

何します?

社会人ならとりあえず仕事は辞めますね。

よっぽど努めている会社が好きで「仕事が生きがいです!」っていう人ならともかく、普通のサラリーマンやアルバイトは基本的に「お金のために」「生活のために」働いているわけじゃないですか。

で、仕事辞めた後どうします?

とりあえず羽でも伸ばしますか!

独身だったら、そうね、とりあえずハワイとかバリとか南の島に行ってしばらく遊んで暮らすのもいいでしょう。もしくは行きたかったヨーロッパの観光地巡りでもしましょうか。

ワーイ ヾ(*´∀`*)ノ

ワーイ (((o(*゚▽゚*)o)))

・・・・

・・・・

まあ最初は楽しいでしょうよ。

毎日海で泳いで日光浴してスキューバやってパンケーキ食べてカクテル飲んで恋のアバンチュールに身を焦がして彼氏彼女とかできちゃってその子と「じゃあEuropa旅行にでも行っちゃう?」ってな感じでユーロのイニシエな世界遺産とか観光してなんか無駄にでっかい宮廷とか見てキャッキャして・・・・

これ賭けてもいいけど、

絶対飽きるよね。

不慣れな環境だから心身ともに疲れるし。

日本の実家で納豆とか食べたくなるでしょ。

まあ半年くらいさんざんリゾートしたら「日本帰ろ・・・・」ってなる。

で、その後どうします?

じゃあ、旅行も飽きたし家で趣味の読書三昧、アニメ三昧、ゲーム三昧・・・・うん、個人的にこれはしばらくは続けられそう。でも・・・・

1年もたったら、

たぶんウンザリするね。

はい、これで詰み。

あと下手すると鬱になっちゃうかも。

とにかく一人で延々とインプットばかりするのはダメだと思いますね。

心が崩壊しちゃう!!

( ;∀;)

お金に困らなくなると結局ヒマじゃね?

想像するに、仕事しないでダラダラ快楽にかまけているだけだと

シンプルにヒマになる

と思うんですよね。

はじめの一年二年は楽しくやりたいことやって暮らせると思いますが、その先ですよね、問題は。仮にあなたが25歳独身だったとして、あとの人生、

なにして暮らすの?

何を目的に生きるの?

という壁に必ずぶち当たるでしょう・・・・

これほんとこれから先、真面目に考えないといけない問題意識だと思います。

「億り人」じゃなくたって同じです。

仮にベーシックインカムが導入されても一緒。

少しは働かなくてはいけないかもしれないけど、

生活スタイル的には余暇の割合は明らかに増大します。

この余暇をいかに使うかが人生の大きな課題になって来るでしょう。

今(西暦2018年)のようにまだ8時間労働が主流の時代とはかなり人生の様相が変わってくることは間違いないんですよね。

テクノロジーや社会制度が進化してあくせく働かなくてよくなったのは素晴らしいことだけど、その時に経済的・時間的な自由の中で戸惑う人が増えるんじゃないかなぁ・・・・と思ったりするのです。

特にやりたいこともない、でも働かなくても生活には困らない、という人がどんどん増えてきた時、社会や文化はどんな進化を遂げるんでしょうね・・・・今とはかなり違った世界になるのは間違いない。

そういう未来の社会はSF的で楽しみでもあるけど、人の心がその変化に柔軟に対応できるのかはかなり疑問。

怖いですね、自分も含めて。

(;^ω^)

そういうことをつらつら考えると、一つハッキリした答えが見えてきます。

たぶん、ただ単にお金持ちになったって、

人は幸せにはなれないんでしょう。

私は想像力を駆使してそういう結論に達しました。

以前も似たようなことを書いたことはあるんですが・・・・

「豊かさ」の正体を暴く! 日本の「貧困問題」を信じるな
こんにちは、バキ子@bakikomanです。 近年、日本をはじめ、世界の貧困問題がしきりに報道されていますね。 「格差社会」 「富...

私は「億り人」になれるほど高額な投資はしていませんけど(原資は全部で150万円くらい)、なんかの間違いでワンチャン引き当てて「億っちゃう」可能性はあります。

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仮にそうなった場合、リアルにどうすればいいんだろう・・・・

名作アニメ「フラクタル」はこういった「労働の無い」未来の行き過ぎたディストピアをかなりニヒリスティックに描いていて非常に興味深いです。

【ストーリー】世界を管理する“フラクタルシステム”が完成し、人類は史上初めて、もはや働かなくても生きていくことができる圧倒的な楽園に足を踏み入れた。それから千年―
システムはいまだに生き残り稼働し続けていたが、もはや誰もそのシステムを解析できなかった。物語は、そんな「フラクタル」が崩壊し始めた、ある大陸の片隅の島で始まる ―
漫然と日々を生きる少年・クレインは、ある日何者かに追われ崖の下に転落した少女・フリュネを助ける。少女との出会いに心躍らせるクレイン。だが、フリュネはブローチを残しクレインの前から姿を消した。ブローチに残されたデータには、少女の姿をしたアバター、ネッサが閉じ込められていた。ネッサとともにフリュネを探し旅にでるクレイン。そこで彼は“システム”の秘密を知ることになる―

この空虚な世界観、たまらないなぁ・・・・

見視聴の方は是非。

絵柄は可愛らしいけれど、とても怖いSF冒険活劇です。

打ち込める「生きがい」を見つけないとヒマすぎて死ぬ。

あくまで個人的な志向の問題なので誰にでも当てはまるとは思いませんが、たぶん私は「億った」ら今以上になんらかの自発的なワーク・作業をはじめそうな気がします。

じっとインプットだけしているのは多分、耐えられなくなる。

無為の日々が続くとヒマすぎて死にたくなるんじゃないかな。

それはなにか小さな事業かもしれないし、ボランティア活動かもしれない。

同人サークル活動なんてのも魅力的ですね、やったことないけどw

なんにせよ、生活に余裕ができると、なにか行動を起こしたくなるのは人間の自然な動きではないかと思います。

古代ローマ人があれだけ高度な文化遺産を残せたのも、結局のところテクノロジーの進化と奴隷制度による不労階級(貴族階級)の存在があったからですよね。

あの人たちも、衣食住は満たされているし、労働は奴隷たちがやってくれるし、ヒマすぎて「なんかやろう!」って自然と思ったんじゃないかな・・・・だからエライ建築家とか哲学者とかバンバン排出してるんですよ。ヒマだから。

ようするに「生きがい」ですよね。

自分が楽しんでエネルギーを注ぎ込める「生きがい」を自分で見つけて行かないと、人って行き詰まるような気がしています。

これから先、不労生活が本当に現実のものになったとしたら、「何を目的にして生きていくか」というのは避けては通れない問題じゃないかなぁ・・・・

自分で自分の人生を面白くしなくちゃいけない時代。

内田けんじ監督の映画「アフタースクール」の中に忘れられないセリフがあります。

お前の人生が詰まらないのは、お前のせいだ。

これ、観ていてけっこうグサッと来るんですよね!

なかなかの名台詞だと思います。

(*^▽^*)

自分で自分の人生を面白くしていかないと、誰も面白くなんてしてくれません。

そのためには「面白くするテクニック」「面白くする努力」が必要。

特にこれからの若い人は、こういった人生を謳歌するための根源的なリテラシーが求められるんじゃないでしょうか。

もしかすると私たちは、すでにそういう領域に踏み込んでいるのかもしれませんね。

気づかないうちに、リアルに。

不労生活でもブログは続けるでしょうね!

リアルな不労生活が始まったらどうなるのか?

私自身もまだ答えは見えてきません。

でも仮にお金に困らない生活フェイズに入ったとしても、ブログはやめないと思うけどね。

こういう時は、細々とブログを書いてて良かったな、と思います。

「なんもすること無いな・・・・ま、とりあえずブログでも書くか」

みたいな逃げ場になると思うのでね。

軽い気持ちで始めたこのブログは、

ささやかながらも私の人生の記録、宝物です。

(*^▽^*)

というわけで個人でブログを書くのもいいと思います。

エックスサーバーのwpXクラウド でワードプレスではじめるとすごく楽チンなので何気におススメです。

なんてことを考えてみたけれど、

今のところはただの戯言ですね。

現実は「労働」に追われて生活しているわけですからw

10年後、20年後にこの記事を振り返ってみるのがちょっと楽しみかもw

以上、バキ子のしょうもない妄想記事でした!

でもホントに考えちゃうな・・・・